社内日報共有サービスのgambaがインターフェースを更改、スマートデバイス向けのサービス提供を強化へ

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2014.2.7

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社内日報共有サービスの gamba は7日、インターフェースをリニューアルし、モバイル/タブレットに特化したサービスを目指すことを発表した。gamba では昨年10月から iPhone 向けにモバイルアプリを提供しているが、今回のリニューアルで、インターフェースを iPad や Android スマートフォン/タブレットにも最適化し、近い将来、ネイティブアプリを公開するとしている。

gamba は社内向けプラットフォームということもあり、当初想定していたターゲットはデスクトップ・ユーザで、iOS アプリの提供はそれを補足する位置づけだったが、フタを開けてみると、その結果は創業者の森田昌広氏も予想していないものだった。

ユーザの動きを見る限り、どうやら会社の管理職の方々が、通勤途上で部下の日報をチェックしながら、朝礼で何を話そうか考えておられるようなのです。iOS アプリを公開して以来、ユーザの時間の使い方が変化してきているのが浮き彫りになりました。

現在、iOS アプリを使って gamba にアクセスしているのは全体の4割のユーザですが、タブレットや Android にも対応することで、スマートデバイスによるアクセスの割合を7割まで引き上げられればと考えています。

先般、経費精算の bizNote Expense の記事でも書いたが、サラリーマンにとっても、仕事はもはや会社のデスクに腰を落ち着けてやる時代ではなくなってきている。移動時間など日常のスキマを最大限に活用して雑務をこなし、本来ビジネスに必要な時間をいかに確保しやすくするかが今後のテーマだ。

今回のリニューアルで、必ずしも職場にパソコンが設置されていない業態も、gamba は顧客として取り込めるようになる。実際、gamba のユーザには、弁当工場や十数店舗を展開する美容院チェーンなども居る。面白い事例では、報・連・相が一般的でないベトナムで、日系企業が gamba を活用して、現地社員に日本のワーキングスタイルを定着させようとしている。

gamba は日報共有に特化しているという点で、ChatworkTalknote など、他の社内情報共有ツールとは一線を画しているものの、今週には福岡の NuLab のシンガポール・オフィスが中心となって TypeTalk を発表するなど、広義でこの分野の競争は激しいものになりつつある。日報特化の優位性をどれだけ潜在ユーザに訴求できるかが、今後 の gamba の行方を大きく左右するだろう。

gamba は2012年12月、サムライインキュベートの支援を受けてローンチし、2013年10月、Skyland Ventures から2,000万円を資金調達した。代表の森田氏を含め現在5名でモバイルアプリを開発しているが、体制を強化すべく近日中に新たな資金調達を予定している。

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