「バイオニック・アスリート。」そんな言葉を耳にしたことがある人はどれくらいいるだろうか。
障害者がパワードスーツのような各種装置を装着し、陸上競技や自転車競技を行う国際大会「CYBATHLON(サイバスロン)」が2016年10月にスイスで開催されるそうだ。
スイスの国立ロボット技術研究機関である「National Centre of Competence in Research Robotics」(NCCR Robotics)が主催する。開催される競技は以下の6種目。
脳波で使ってアバターを操作する「ブレインコンピューターレース(脳波コントロールレース)」。
全身麻痺の選手が電気刺激装置の力を借りて自転車を操る「電気刺激バイクレース」。
義手を使い金属製の輪を導電性のコースに触れないようにゴールまでコントロールする「パワードアーム競技(強化義手競技)」。
義足による障害物競走「パワード義足競技」。
胸部や腰部脊髄損傷の選手のための障害物競走「パワードスーツレース(強化外骨格レース)」。
さまざまな障害レベルの選手を対象にした「電動車いす競技」。
とうとう義体化したサイボーグ・アスリートのオリンピックが現実のものになりそうだ。
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