フリマアプリ「Fril」運営のFablicがクックパッド、コロプラなどから10億円を調達【報道】

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フリマアプリの名称を生み出した「Fril」を運営するFablicは9月25日、約10億円の資金調達を実施したと報じられている。関係者に確認したところ、今回の第三者割当増資の引受先はクックパッド、コロプラ、ジャフコの3社で、調達した資金は主に全国区のCM投下などのプロモーションおよび開発などの人員強化に当てられる。

Fablicの創業は2012年4月、国内シードアクセラレーターOpenNetworkLab(以下、ONL)の4期生で、同年9月という国内で最も早い時期に固定価格でのC2Cマーケットプレースアプリ、いわゆる「フリマアプリ」というジャンルのFrilを公開。現在、この分野で躍進しているメルカリが2013年7月開始なので、約1年近く先行していることになる。

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2014年7月のイベントでFablic代表取締役の堀井翔太氏が明らかにした情報によると、ダウンロード数は150万件、月間の物流総額は5億円となっている。なお、現時点でのダウンロード数は報道によると190万件以上に伸びているとのことだった。

Fablicはこれまで他の事業者がやってきたような資金調達を実施してこなかった。(唯一実施したのはONL参加時の小額投資のみ)また、情報についても特に私たちのような専門情報紙などに積極的に公開せず、利用ユーザーとずっと向き合ってこのサービスを伸ばしてきた経緯がある。

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