
ライフログ用カメラを提供するNarrativeが、アメリカでの販売拡大を目指して800万ドルの資金を調達した。
Narrativeは、2012年にスタートしたスウェーデン発のスタートアップ。Narrativeは2012年にKickstarterで約55万ドルの資金を調達しており、その翌年に、ベンチャーキャピタルから300万ドルの資金を調達した。それ以来の外部資金の調達。調達した資金の合計金額は、1,220万ドルとなった。
Narrativeは、洋服の襟部分や、Tシャツの首周りなどに取り付ける小型カメラ「Narrative Clip」を開発している。30秒や2分など、撮影間隔を指定すると指定された間隔毎に写真を撮り続けるという仕組み。
デバイスをダブルタップすると、設定した時間間隔以外の際にも撮影が可能となっている。「Narrative Clip」は、Android版、iOS版のアプリも用意されており、アプリを使うと、時系列に並んだ写真の検索やシェアが可能となっている。
今回調達した資金は、アメリカ市場での販路拡大に用いられる。スウェーデン発のスタートアップであるNarrativeは、サンフランシスコにオフィスを開き、アメリカの小売店への製品提供などに取り組む。さらに、チームの拡充にも資金を活用する予定だそうで、開発、営業、物流、デザイン、Eコマース部門の人材などを募集している。
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