iPhoneをキュートな知育ロボットにする「Romo」、日本での販売開始

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Romo
ロボット掃除機ルンバの販売で知られるセールス・オンデマンド株式会社は、米ロモティブ社の開発するロボット「Romo(ロモ)」を日本国内にて販売開始することを発表した。

Romoは2012年にKickstarterで成功したプロジェクトからはじまっており、海外ではすでに製品版が販売されている。

ROMO
Romoはキャタピラのついたベースに、専用のアプリをインストールしたiPhoneを載せて利用する。
アプリがロボットの脳となって、全体をコントロールするというしくみだ。

Romo
Romoは「体感型のエデュケーショナルロボット」と謳われているように、子どもが楽しみながら論理的思考や想像力、思考力を育むことを目的としている。アプリから出されるミッションをクリアしていくことで、Romoの表現する感情や動作が増え、プログラミングの初歩を楽しみながら学ぶことができる。

Romo
また、アプリ「Romo Control」をインストールをした別のiOS端末から操作して、ビデオチャットをしたり、遠隔操作で自走可能なWebカメラのように操ることができる。

さらに、無償で公開されている「RomotiveSDK」というSDKを利用すれば、オリジナルのRomo用iOSアプリをつくることができるという。

本体のサイズは、幅11.4cm、高さ7.6cm、奥行き14.2cm、重さは454g。2000mAhのニッケル水素電池を内蔵し、フル充電で2時間稼働する。

iPhone 4、iPhone 4s, iPod touch(第4世代)に対応したROMO3Bと、iPhone 5、iPhone 5c、iPhone 5s、iPod touch(第5世代)に対応したROM3Lの2機種が用意されている。

どちらも価格は14,500円(税別)で、現在Webサイト上から予約を受け付けている。商品の発送日本にも行われる予定で、2014年7月24日頃が予定されている。

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