セールスフォースがIoT分野に特化した1億ドルのファンドを設立

SHARE:


salesforce

CRMソリューションを中心としたクラウドコンピューティング・サービスを提供する Salesforce.com のグループ企業であるベンチャーキャピタルSalesforce Venturesがインターネットに接続した製品を新たに作り出すスタートアップを対象とした投資ファンドを設立したと、ZDNet Japanが報じている。ファンドの規模は1億ドル。

先日、本誌では米GEがIoT分野のスタートアップを支援するベンチャーキャピタルを設立したことを報じた。Salesforce.comも、今後大きな市場となると見られるIoT分野への一歩を踏み出した。

Salesforce.com は、「Salesforce1 Platform」という独自のプラットフォームを持っている。これが、Salesforce.comにおけるInternet of Things(モノのインターネット)戦略の特徴だ。

同プラットフォームは、100% クラウドのカスタマープラットフォーム。APIファーストな設計となっており、冷蔵庫、ウェアラブルデバイス、ジェットエンジンなど、様々なユーザインターフェイスと接続して独自のアプリを構築できる。

この「Salesforce1 Platform」を活用すれば、様々なプロダクトに対してデータを活用しながらアプリを提供できるようになる。これはSalesforce.comならではの強みだろう。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する