Makuakeとスペースマーケットが地域の空きスペースをリノベーションして有効活用する取り組みを開始

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サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」が、スペースマーケットが運営する空きスペースのマッチングサービス「スペースマーケット」と共同で、クラウドファンディングを通じた地域の空きスペースを有効活用する取り組みを開始している

「スペースマーケット」は、寺院や球場などユニークな空きスペースを貸し借り出来るサービス。スペースマーケットは8月に開催された「Rising Expo 2014」でグランプリを獲得しており、10月にはサイバーエージェントベンチャーズとみずほキャピタルが運営する投資事業組合を引受先とする総額約1億円の第三者割当増資を実施している

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同サービスとMakuakeが共同で、貸し出し可能な空きスペースをリノベーションし、有効活用することで空き家増加に悩む地方の活性化に取り組む。空き家のリノベーションに掛かる費用を、クラウドファンディングサービス「Makuake」を通じて集めるという仕組みだ。



取り組みの第1弾として、神奈川県鎌倉市にある築90年の古民家を、会議スペースとして企業に解放し、オープンカフェを設けるなどして、誰もが楽しめるコミュニティスペース「Co-Minka」にリノベーションするための資金を募集している

地方ではとくに空き家の増加が問題となっている。リノベーションすることで再度利用可能なスペースとすることは可能であっても、ほとんどの場合は資金面に課題があった。Makuakeとスペースマーケットは共同でこうした課題の解決を図る。

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