グローバル・ブレイン・アライアンス・フォーラム〜World Ventures Pitch Battle 2014の優勝は、台湾のiChefが獲得

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2014.12.19

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本稿は、グローバル・ブレイン・アライアンス・フォーラム2014 の取材の一部である。

東京のスタートアップ向けVCであるグローバル・ブレインは金曜日、都内で年次のスタートアップ・カンファレンス・イベント「Global Brain Alliance Forum(GBAF)」を開催している。

GBAF の中で開催される、スタートアップ・ピッチ・イベント「World Ventures Pitch Battle 2014」には、日本やアジア各地からスタートアップ10社が東京に集積し、台湾のレストラン向けPOSアプリ・スタートアップ「iChef」が優勝の座を獲得した。

審査員は、

  • 日本マイクロソフト株式会社 デベロッパー&プラットフォーム統括本部 エバンジェリスト 砂金信一郎氏
  • タイ ThumbsUp 創業者 Oranuch Lerdsuwankij (Mimee) 氏
  • 韓国 K Cube Ventures 代表 イム・ジフン(임지훈)氏
  • KDDI株式会社 新規ビジネス推進本部 戦略推進部長  江幡 智広氏

…が務めた。

〈優勝〉iChef(台湾)

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左から:マイクロソフト 砂金信一郎氏(審査員)、iChef 程開佑(Ken Chen)氏、グローバル・ブレイン 百合本安彦氏、K Cube Ventures イム・ジフン氏(審査員)

混雑するレストランにおいては、動作の遅いPOSシステムがボトルネックになるため、彼らはレストラン業務に特化したクラウド型のPOSシステムを開発した。

現在、香港と台湾の400以上のレストランに導入されている。最近、東南アジア最大のオンラインフードデリバリサービス「FoodPanda」と提携、また、台湾では現地の中国信託商業銀行と提携しオンライン決済サービスの提供も始めた。iChef を利用するレストランには、Square よりも手数料が安い2.00%でカード決済代行サービスを提供している。日本、韓国、タイでサービスを展開する戦略パートナーを探しているとのことだ。

〈GB賞〉Podo Labs(アメリカ)

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左から:グローバル・ブレイン 百合本安彦氏、Podo Labs CEO Jae Hoon Choi 氏

最近、世間では自撮り棒が脚光を浴びているが、Podo Labs が提案するのは、それとは対極的なアプローチだ。ガラス、壁、木、コンクリートなど、何にでも貼り付けられるカメラを開発。スマートフォンアプリを使って、その貼り付けたカメラのシャッターを切って自撮り、撮影した写真をスマートフォンに転送することができる。

カメラは1台あたり$89.99で発売の予定。また、来年の第1四半期には Kickstarter でクラウドファンディングを展開する予定だ。これまでに、ハードウェア・インキュベータ Highway 1 の運営で知られる PCH International、韓国の BonAngels、イギリスの Seedcamp などから100万ドル以上を調達している。

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論壇に張り付いているのが、Podo Labs のカメラ。

〈オーディエンス賞〉VMFive(台湾)

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左から:VMFive CEO 丁俊宏(Sam Ding)氏、K Cube Ventures CEO イム・ジフン氏(審査員)

VMFive は、モバイル向けの仮想環境ソリューションを提供。彼らのソリューション AdPlay を使うと、ユーザがモバイルアプリをダウンロード/インストールする前に、PCブラウザやアプリストアの説明ページで、そのアプリのデモを仮想的に動作させることができる。最近では、Adways と提携、同社のアプリ事前予約プラットフォーム「予約トップ10」上で、アプリがローンチする前にユーザがデモを試せるサービスの提供を始めた。日本では D2C とも提携、さまざまなアドネットワークやアプリ紹介サイトなどとの提携も加速するようだ。

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