「Makuake」と横浜市が協定を締結、市内の中小企業のクラウドファンディング活用を支援

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makuake

本日、サイバーエージェント・クラウドファンディングが運営するクラウドファンディングプラットフォーム「Makuake」と、神奈川県横浜市は横浜市内の企業がクラウドファンディングで資金調達しやすくするための協定を締結した

この協定は、今年3月に横浜市が策定した「成長分野育成ビジョン」における「チャレンジする企業の資金調達支援戦略」の取り組みの一環。神奈川県横浜市内にクラウドファンディングを利用しやすい環境を構築することで、横浜市内の企業の新たなチャレンジを積極的に支援していく。

中小企業の新たな資金調達手段に

これまで中小企業や起業家の中には、事業規模の小ささや、収益性が見込みにくいこと、実績の少なさなどから、金融機関の通常の融資が受けられず、新たな事業に取り組むことができない場合があった。クラウドファンディングは、そうした企業に資金調達の新たな選択肢を提供する。

先日、「Makuake」で目標金額の10倍以上の1450万円ほどを集めたデザイン性の高いLED電球「Siphon」のプロジェクトは、ビーソトニックという名古屋を拠点に車用品をつくっている中小メーカーによるものだ。

中小企業がクラウドファンディングを活用することで、テストマーケティングを実施することもでき、人々の反響が大きければ社内の雰囲気を変えることにもつながる。

今回の協定の第1弾として、来年2015年2月に、「市内事業者向けクラウドファンディング活用セミナー(仮)」を実施予定だ。今後、サイバーエージェント・クラウドファンディングと横浜市は、市内事業者に対してクラウドファンディングの認知度向上と活用推進を図る。

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