ヴォラーレ、アプリ記事の無償提供とアプリ広告特化型アドネットワークの提供によるメディア支援サービスを開始

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先月、ユナイテッドとの資本業務提携を発表していたヴォラーレが、本日新たにオンラインメディアやゲームアプリを中心とするメディア企業向けの支援サービスの開始を発表した

発表されたサービスのメインとなったのは、ヴォラーレが運営するスマホアプリ情報サイト「Appliv」のライター陣が制作するアプリ紹介コンテンツを、無償でメディア企業へ提供するというものだ。

コンテンツの提供とコンテンツアドネットワーク

ヴォラーレは、アプリ広告に特化したコンテンツアドネットワーク「Appliv AdNetwork」を昨年12月より開始している。今回、「Appliv」よりコンテンツの提供を受けるメディアは、同社が提供するコンテンツアドネットワークと連携した広告案件の提供も受けることが可能になる。

「Appliv AdNetwork」から生じた広告収益はメディアにも還元され、メディアは無償で収益機会を拡大することができる。ヴォラーレはコンテンツ提供先を増やし、コンテンツアドネットワークの配信先を増やすことで、広告収益の規模を拡大する狙いがある。

メディアの集客支援にもつなげる

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また、ヴォラーレのコンテンツを活用することで、メディア企業は費用をかけずにコンテンツを増やし、集客を強化しやすくなる。ヴォラーレがSEO事業を通じて培ってきたノウハウも活かし、SEO支援によるメディアの集客向上もサポートする。

ヴォラーレによれば、スマホ広告市場の拡大に伴いオンラインメディアやアプリといったのメディアの収益機会は増大している。だが、適切な広告案件の獲得や運用の最適化において十分な対応ができていないという課題があるという。

良質なコンテンツの制作にはライターのリソースがかかり、さらに量を増やし、継続的に配信するにはリソースが足りないメディアがほとんどだろう。ヴォラーレのメディア企業向けの支援サービスは、こうした課題たちを解決しようとしている。

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