台湾発、デバイス横断アドテクスタートアップのAppierがシリーズBラウンドで2,300万米ドルを調達

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Appier 共同創業者で CEO の Chih-Han Yu(游直翰)氏(右)。Appier のウェブサイトから。

台湾拠点の人工知能アドテク企業 Appier は本日(原文掲載日:11月3日)、UOB Venture Management Pte Ltd(UOBVM)、Sequoia India、JAFCO Asia、TransLink Capital、および MediaTek Ventures からシリーズBラウンドで2,300万米ドルを調達したと発表した。

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Sequoia Capital を中心とした昨年の600万米ドルのシリーズAラウンドを含め、Appierはこれまでに合計3000万米ドルを調達している。創業3年の同社は、引き続き「革新的な製品」の開発、研究開発チームの人材増強、そしてアジアにおけるさらなる展開のためにこの資金を活用するとしている。

現在同社は、この地域の10以上の都市において事業を行っており、100人以上のスタッフを抱えている。Appier はその幅広いクロススクリーンソリューションで知られている。ここで言うクロススクリーンとは、スマートフォン、ラップトップ、タブレットといった広告を表示する様々なデバイスのことだ。

例えば、Appier は所有者が同じ複数のデバイスを識別し、異なるデバイスを使っていても、広告主が消費者に再度働きかけることを可能にしてくれる。また、同社は人工知能(AI)と機械学習を利用し、広告主の広告キャンペーンを最適化したり、ユーザが一日の異なる時間とデバイスでどのような行動をとるかを予測することもできる。

私たちはポストモバイル時代、つまりクロススクリーン時代に生きているのです。人工知能はこの複雑な問題の解決と、クロススクリーンを容易にするための最適なアプローチです。実のところ、広告は単なる第一歩です。将来私たちのAI技術により、企業の様々な難しい分析を要する問題を解決できると考えています。(共同創業者で CEO の Chih-Han Yu=游直翰氏)

Sequoia Capital India AdvisorsのマネージングディレクターであるShailendra Singh氏は「Appierは、クロススクリーンインターネット時代における非常に重要で困難な問題を解決するために、極めて優秀なAI科学者のチームを集めました」と述べた。

Appierのプレスリリースによると、同社は過去12ヶ月で300%以上、2014年6月から600%成長した。

Singh氏はこう付け加えた。

500超の広告主にもたらした成果に基づく各国での驚異的な成長から、弊社はこれからも急成長を続けていけると強く確信しています。

JAFCO Asiaのアソシエイトディレクターである Edward J. Lee 氏も Appier の過去3年間の成長を高く評価し、こう結んだ。

彼らとの提携によって日本やアジア全域への拡大をサポートできることを非常に嬉しく思います。

【via e27】 @E27sg

【原文】

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