Xiaomi(小米)のCEOが社員向けメッセージで明かす新たな決意、昨年6100万台のスマホを販売したことも明らかに

SHARE:

xiaomi-army
1月4日早朝、Xiaomi(小米)の創始者でCEOのLei Jun(雷軍)氏が同社の従業員へ向けたオープンレターをWeibo(微博)に投稿した。彼はその中で2014年のXiaomiの業績を省み、今後の見通しについてふれている。

Lei氏はこのレターで、同社は昨年6112万台のスマートフォンを販売し、この数字が目標を突破したことを明らかにした。同社は743億元(ほぼ120億米ドル)の売上を計上し、316億元(51億8000万米ドル)の売上を計上した昨年比で135%の伸びを記録したという。

Lei氏は、中国のスマートフォン市場は以前と比べて飽和してきているため「ホリスティック・エコシステム」が競争利益に成り得ると考え、そのシステムを同社が築いていく上で支援してくれた20社以上ものハードウェア企業に対して投資を行ったことについても言及した。

以下はXiaomiのオープンレターの公式翻訳文である。

これまで誰も想像すらしなかった高みを目指して

素晴らしい知らせを共有したいと思う。近年中、とても誇りに思っている業績を果たした。2014年にXiaomiは前年に比べて227%増の6112万台のスマートフォンを販売した。税込み売り上げで743億元を記録し、前年に比べて135%増加した。市場シェアを考えると、Xiaomiは中国スマートフォン市場のトップにたどり着くことに成功した。

Xiaomiがこのような傑出した業績を成し遂げたのは、ひとえに同社の全従業員の力によるものが大きい。我々の素晴らしい成果は投資家の目にもとまり、先頃最新の投資ラウンドを完了、11億米ドルを調達し、企業価値は450億米ドルとなった。これでXiaomiは世界で最も価値の高いテックスタートアップとなった。

2014年はXiaomiにとって一つの節目と言える。同業界で他企業を追うことから始まったが、今では他企業に追われる側となった。我々は昨年末に向けては特許訴訟の渦中の企業となったが、一企業が成熟する過程で避けては通れない通過儀式とも考えられる。

現在、同業他社によるリサーチやXiaomiスマートフォンの模造技術の完成度は、まるで画像の画素を調査しているかのようなレベルだ。2015年には、とりわけ中国におけるスマートフォン業界が低迷するにつれ、スマートデバイス分野は非常に競争率が高くなるだろう。そして、同業界内で企業同士がお互いを打ち負かそうとした時、各企業の全体的なエコシステムの持久性と強健性が決め手となり敗者が明らかになるだろう。

よって、我々は今年は初心に戻って再出発する必要がある。我々は、この戦いに最後まで挑む決意をもち、Xiaomiの社員全員にとって輝かしい未来が訪れることを目指すべきだ。

1)商品とサービスに関しては原点に戻ること。我々は常に商品改革に力を入れ、ユーザとのつながりを重要視し、素晴らしいユーザ体験を提供できる高品質高性能デバイスを作り上げるため努力せねばならない。1月4日、我々はRedmi 2を発表し、1月15日には我々の新しい顔となるであろうデバイスを発表する。2015年を始めるにあたり新しい商品を発表する以上に良い方法はないだろう。

2)我々のエコシステム向けの戦略企画の構築。2年前、我々はエコシステムの計画の構築を開始したが、現在までにこれは著しく進展し、高性能なデバイスを製造する20社以上ハードウェア企業に投資した上、大手家電メーカーのMideaともパートナー契約を締結している。我々は、さらに多くのパートナー各社と綿密に協力し合うことで、よりホリスティックなエコシステムを築き上げ、これまでよりも完成度が高く、興味深く、便利なスマートテクノロジーのユーザ体験をXiamiのファンの皆様に届けていきたいと思っている。我々が構築しているこのエコシステムが、この先高度成長を遂げるXiaomiにとって最も重要な競争利益になると我々は確信している。

3)世界を股にかける成長を夢見よう。我々は中国本土を超え、7つの国と地域に拡大し、これらのエリアで成功を収めている。我々はインドにおいて5ヶ月の間で100万台のスマートフォンを販売した。今年我々はさらに多くの海外市場へと足を踏み入れるだろう。成功への道のりは必ずしも穏やかではない。また我々がグローバル化する上で多くのチャレンジが待ち受けているだろう。だが我々はイノベーションは誰もが成し遂げることができると考え、全てのチャレンジを克服する覚悟であり、我々が誇りとする中国でデザインされ生産された我々の商品を全世界に届けていくつもりだ。

Xiaomiは2010年4月にゼロからスタートしてから現在までに大きく進歩した。我々の商品とビジネスモデルのイノベーションにより我々は奇跡を起こしたのだ。MIUI ROMの開発者として始まったXiaomiはスマートフォンメーカーとなり、今や家電の全国ブランドであり、スマートホーム技術のトップランナーであり、モバイルインターネットコンテンツのプロバイダーであり、インターネットサービスのプラットフォームでもある。我々のような企業はテクノロジー業界に今まで存在したことがなかった。

これからは、我々が歩みを進めるということは、業界全体の歴史に新たな章を書き加えるということだ。この先1年、我々が業界での可能性を見出し、これまで誰も夢見なかった場所へと行きつくために前進する中で、Xiaomiの社員全員が誠実で、情熱を持ち、謙虚かつ機敏で、熱心であリ続けてくれるよう願っている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia
【原文】

----------[AD]----------