自動でベッドを温め心拍数等も記録する、安眠のためのスマートなベッドカバー「Luna」

SHARE:

20150204_luna

人は生涯の3分の1から4分の1はベッドの上にいるのなら、その時間をもっと快適に、もっとスマートに過ごせるようになるはずだ。

冬の時期の冷たい布団に入るのは辛いし、かといって布団が温まり過ぎても暑くて眠れなくなる。
そうした布団の温度管理を「学習」してコントロールしてくれるスマートマットレスカバー「Luna」がIndigogoに登場、目標金額の10万ドル(約1175万円)をたった6時間で達成した。

「Luna」はただ布団を適切に暖めるだけでなく、睡眠時間や心拍数や呼吸等を記録したり、自宅のスマートホームシステムと連携して「睡眠」をトリガーに家の電気を消したり、コーヒーメーカーをセットしてくれるという多機能さだ。

20150204_luna4

カバーの生地には何百ものセンサーが織り込まれ、ベッドに入ってから眠りにつくまでの時間や心拍数、呼吸数、いびきの音などを測定、その人の睡眠週間を学習して、ベッドの温度を自動調節してくれる。

20150204_luna3

しかも同じベッドに2人寝る場合には、男性側は低めの温度設定、女性側はもっと暖かい温度にするなど、左右別々に温度設定もできるという。
専用のスマートフォンアプリにその人の睡眠情報が記録され、ベッドの温度の設定もアプリから可能だ。

さらにLunaは自宅のスマートホームシステムと連携。ベッドに入って睡眠したことを検知すると、消し忘れた部屋の電気を消したりエアコンをオフにしたり、さらに起きる直前にはコーヒーメーカーがオン、コーヒーの良い匂いで目覚める…なんてことも可能らしい。

2月26日までIndigogoでクラウドファンディング中で、クイーンサイズが199ドル(約2万3400円)、キングサイズが219ドル(約2万5800円)、カリフォルニアキングサイズが229ドル(約2万6900円)で、50ドル(約5900円)で日本への配送も可能。2015年8月末より出荷開始予定だ。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する