人は生涯の3分の1から4分の1はベッドの上にいるのなら、その時間をもっと快適に、もっとスマートに過ごせるようになるはずだ。
冬の時期の冷たい布団に入るのは辛いし、かといって布団が温まり過ぎても暑くて眠れなくなる。
そうした布団の温度管理を「学習」してコントロールしてくれるスマートマットレスカバー「Luna」がIndigogoに登場、目標金額の10万ドル(約1175万円)をたった6時間で達成した。
「Luna」はただ布団を適切に暖めるだけでなく、睡眠時間や心拍数や呼吸等を記録したり、自宅のスマートホームシステムと連携して「睡眠」をトリガーに家の電気を消したり、コーヒーメーカーをセットしてくれるという多機能さだ。
カバーの生地には何百ものセンサーが織り込まれ、ベッドに入ってから眠りにつくまでの時間や心拍数、呼吸数、いびきの音などを測定、その人の睡眠週間を学習して、ベッドの温度を自動調節してくれる。
しかも同じベッドに2人寝る場合には、男性側は低めの温度設定、女性側はもっと暖かい温度にするなど、左右別々に温度設定もできるという。
専用のスマートフォンアプリにその人の睡眠情報が記録され、ベッドの温度の設定もアプリから可能だ。
さらにLunaは自宅のスマートホームシステムと連携。ベッドに入って睡眠したことを検知すると、消し忘れた部屋の電気を消したりエアコンをオフにしたり、さらに起きる直前にはコーヒーメーカーがオン、コーヒーの良い匂いで目覚める…なんてことも可能らしい。
2月26日までIndigogoでクラウドファンディング中で、クイーンサイズが199ドル(約2万3400円)、キングサイズが219ドル(約2万5800円)、カリフォルニアキングサイズが229ドル(約2万6900円)で、50ドル(約5900円)で日本への配送も可能。2015年8月末より出荷開始予定だ。
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