Sigfoxがフランス過去最大のVCラウンド 1億1500万米ドルを調達、IoTワイヤレスネットワーク拡張を目指す

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フランス、ラベージュ発 – フランス南西部の一角に拠点を置くスタートアップSigfoxが、モノのインターネットデバイス接続専用のワイヤレスネットワークを世界的に拡張するための資金として1億1500万米ドルを調達した

この金額は、パリのライドシェアリング最大手BlaBlaCarが昨夏のラウンドで調達したフランス史上始まって以来最大規模の1億米ドルを超える。この1億1500万米ドルのラウンドはSigfoxの成長を加速させるのみならず、ヨーロッパで注目を浴びるスタートアップリストにおいて同社がトップの地位を固めることになるだろう。

「今回の資金調達は、当社がパートナーと協力することで多くのデバイスでつながれた世界というビジョンを達成できるネットワークをもたらすことになるでしょう」とSigfox社長のLudovic Le Moan氏はインタビューで答えた。「マーケットがどのようなものになるかわからなかったので、このラウンドで資金調達を開始した時の状況は容易ではありませんでした」

人によって見方は様々だが、これから10数年後、多くの人はセンサーやチップが内蔵されたスマートデバイスがインターネットにつながっていると予想している。デバイスの種類はヘルスケアやフィットネスデバイスから、スマートメーター、重工業で使用されるような複雑な機械に至るまで幅広いものになる。

フランス政府は、IoTセクター全般を同国のスタートアップが強化すべき分野として位置付けている。ますます多くのデバイスが横につながり、やり取りのできるハードウェアやソフトウェア、ネットワークに焦点を当てている。

Sigfoxは、そうしたスマートデバイスがデータを送受信するのに信頼性のある方法を提供できるよう特別に設計されたセルラーネットワークを構築することにより、この分野で最も有名な企業の1つとなった。このネットワークはフランス、スペイン、イギリス、オランダなど各国の現地通信会社とのパートナーシップで構築されている。

Singfoxは近くアメリカとアジアに進出する計画がある。Le Moan氏によると、同社はこうした市場で現地通信会社と交渉中であるという。現在サンフランシスコの拠点に3名のスタッフがいるが、アメリカオフィスの人数を30人ほど増やし、サービスのローンチを目指してアメリカ東海岸にも拠点を設けたいとしている。

Sigfoxの全スタッフ数は80名以上であるが、そのほとんどがトゥールーズ郊外のラベージュで働いている。このエリアではテックやスタートアップにとってハブとなっているところだ。パリが金融系とテック系スタートアップの中心地となっているこの国で、首都を離れた地方でメジャーなスタートアップが出てきたのは注目に値する。

Le Moan氏は来年中にあと100人雇用したいと述べた。最近の資金調達ラウンドで得た資金は、ネットワーク拡張のほか新規採用にも活用される。このラウンドに参加した投資家にはスペインのTelefonica、フランスのGDF Suez、日本のNTT DOCOMO Venturesなどがある。

Sigfoxはこれまで、2回のラウンドでIdinvest Partners、FSN PME、Ambition Numerérique、Intel Capital、Elaia Partner、Partech、Ixo Private Equityから3000万米ドルを調達した。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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