Google Codeが新規プロジェクト作成停止、2016年1月25日に閉鎖へ

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Above: The main campus of the Googleplex has reflective-glass buildings. Image Credit: Dean Takahashi/VentureBeat
上: Googleplexのメインキャンパス
Image Credit: Dean Takahashi/VentureBeat

これでGitHubが正式に勝利した。Googleは「Google Code」でのプロジェクト作成機能を本日停止し、最終的には来年サービスを終了する予定だと発表した(編集部注:原文掲載3月12日)。

2015年8月24日、このプロジェクトホスティングサービスは読み取り専用になる。つまり、プロジェクトのソース、課題、ウィキのチェックや閲覧はできるが変更やコミットはできなくなる。

そして2016年1月25日にGoogle Codeは閉鎖する予定だ。Googleは「2016年中」であればプロジェクトのソース、課題、ウィキのターボールをダウンロードできるとしている。その後、Google Codeは完全に終了する。

率直に言って、私は全くもって驚いていない。現在、Googleのエンジニアリングチームは長い時間をかけてGoogleからGitHubへ移行している。ここ1年ほど、新たなコード、ライブラリ、文書はGitHubのみでローンチされることが多く、「開発者コミュニティがホスティングコード用にますますGitHubを利用している」という説明だけがあるのみで、旧バージョンは使われなくなっていった。

Google Codeは2006年、オープンソースコミュニティに成長の支えとなるべくホスティングサービスをサービスを提供するという意図で立ち上げられた。しかしGoogleの説明によると、状況は過去10年間で急激に変わったという。

それ以来、GitHubやBitbucketなどより良いプロジェクトホスティングサービスが数多く登場しました。プロジェクトの多くはGoogle Codeからその他のシステムに移行し、開発者の移行に応じて、私たちGoogleも1000近くのオープンソースプロジェクトをGoogle CodeからGitHubに移行しました。

開発者がGoogle Codeから移行するにつれて、残りのプロジェクト内でスパムや悪用行為が増えていきました。近年は、管理作業の大半を悪用行為の処理が占めています。Google Code上の悪用以外のアクティビティを分析した結果、このサービスはもはや必要ないことが明らかになりました

言い換えると、Google Codeへの期待はこれ以上ないということだ。しかしGoogleは、AndroidやChromeのような「いくつかのプロジェクト用」にGitとGerritのホスティング提供の継続を考えている。EclipseやKernel.orgなど製品のミラーサイトも維持される。メインサービスのみ終了する予定である。

Googleは自社のプロジェクトの多くをGitHubに移行したため、そのプロセスに精通するようになった。そのためGoogle CodeからGitHubへプロジェクトソース、課題、ウィキを新しいGitHubリポジトリへ自動的に移行するエクスポートツールが存在する。(インポートツールは自動的にSubversionとMercuricalをGitへ変換するということに注意が必要ではあるが。)

それだけではない。もし移行がうまくいかなかったら、GoogleはGitHub(及びBitBucket)へ移行するためのスタンドアロンツールも提供している。同社はGitHubやBitbucketで満足できない人向けにSourceForgeのGoogle Codeプロジェクトインポーターも用意している。

「この決定はGoogle Codeを利用していただいている人に不便をおかけすることになり、大変申し訳なく思います」とGoogleのオープンソースディレクターであるChris DiBona氏は答えた。「移行プロセスがシンプルになるよう、今後も取り組んでいきます」

以前からこうなることはわかっていたとしても、このニュースはオープンソースコミュニティに大きな衝撃を与えている。とはいえ、ありがたいことに他の選択肢も存在しているし、そうした他の選択肢の方がGoogle Codeよりも優れているというのが一般的な共通認識だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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