Intel、ゲーム産業の女性従業員倍増を目指す

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1月に開催されたConsumer Electronics Showにおける様々な発表の中で、世界最大のチップメーカーであるIntelは国際ゲーム開発者協会(IGDA)と協働してゲーム産業の女性従業員を倍増すると発表した。

今回のIGDAの計画の拡大の一環として、Intelは既にゲーム開発を学ぶ学生40人に資金提供を行い、サンフランシスコでのゲーム開発者会議への参加を支援した。同社の発表はまさにその場で行われた。

Intelはまた、3月12日に始まるIntel Extreme Mastersの決勝大会と同じ場で、女性によるeスポーツの大会「Intel Challenge Katowice」を開催することも発表した。

IntelのCESでの発表では、テック業界・ゲーム業界により多くの女性と幅広い人材を呼び込む計画に3億米ドルを投資するとしている。この発表は、ゲーマー達がフェミニストを擁護するコラムに対して非難を表明した後、同社がゲーム誌に広告を掲載するのを中止した失敗から学んだ策だった。Intelが反女性的な考えを支持しているように見え、会社の印象を悪くさせるのではという問題に同社は気がついた。そこでIntel CEO の Brian Krzanich氏は、その対策として多様性プログラムの発表に踏み切ったのだ。

多様なゲームがあることだけでなく、業界にも多様性が必要です。(Intelのソフトウェアサービス部門バイスプレジデントPete Baker氏)

アメリカ・エンターテインメントソフトウェア協会によれば、ゲーム人口の48%は女性であるにもかかわらず、女性が開発者に占める割合はわずか22%だという。

IGDAのエグゼクティブ・ディレクター Kate Edwards 氏はIntelのプレスイベントで語った。

21世紀になったにもかかわらず、このような不均衡を目の当たりにしています。IntelはIDGAの素晴らしいパートナーでした。これからは、私たちがゲームの内容にも素晴らしい変化をもたらしていきたいと考えています。

Edwards氏は、より多くの企業が業界内の問題に進展をみせることを願っていると語った。今回の計画は才能ある人材の獲得とともに、才能ある人材を保持することも視野に入れているからである。IDGAの目指すところは、今後10年の間にゲーム業界の女性従業員を倍増させることである。

まるで宇宙計画の目標のように聞こえることはわかっています。だからこそ、やるのです。

Achievement-Unlocked-348x196Intelは、すべてのゲーム開発者に役立つAchievement Unlockedというプログラムも発表した。このプログラムは、Intel Graphicsハードウェア、Intel CoreプロセッサーやIntel Atomプロセッサー向けのゲームを上手く開発できるようゲーム開発者を支援する世界規模の組織的な取り組みだ。

ゲーム開発者は、Intelの新しいゲーム開発者ポータルで互いにやり取りすることができる。またAchievement Unlockedは世界中の開発者に対してより高度な技術支援や成功のための追加指導を行ったり、市場に進出するチャンスを提供している。

Intelによると、さらに手ぶりでゲームを操作できる同社のRealSense技術をインディーズの映画会社、Flying MolluskのNevermindで活用してもらえるよう、別の開発においても支援を行ってるそうだ。Nevermindは、大掛かりなバイオフィードバックシステムを使ったサイコホラーゲームだ。

Intelは、ゲーム開発で同社の技術を使ってもらえるよう、Ubisoft、CodemastersやFuncomとも契約を結んでいる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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