成長を見せるアフリカのスタートアップシーン:業界を牽引するのはナイジェリアとケニア

by Chris O'Brien Chris O'Brien on 2015.4.7

Image Credit: Screengrab - Startup Kenya
Image Credit: Screengrab – Startup Kenya

世界の他の地域に比べるとまだまだ規模は小さいが、新しいレポートによるとナイジェリアとケニアが牽引するアフリカのスタートアップシーンが盛り上がり始めているようだ。

Venture Capital For Africa、または「VC4A」のレポートによると、資金調達に成功しているスタートアップの数はナイジェリアが最も多いものの、調達額の総計を見るとケニアはより多くの投資を得ているという。とはいえ、スタートアップの活動はまだ大陸全体に浸透しておらず、一握りの国だけが起業家やベンチャーキャピタルの投資を惹き付けているに過ぎない。

「調査によると、時間とともにオペレーションがうまく行き始めているビジネスの数も増えており、アフリカ市場での求人が増えています」とVC4Africaの共同設立者Ben White氏は声明で述べた。「これは投資家への大きなメッセージです。参入するなら今がチャンスです」

VC4Africaはアフリカの起業家と投資家を繋ぐプラットフォームである。一般的にアフリカのスタートアップエコシステムに関する具体的な情報はあまり提供されておらず、そのためVC4Aがレポートを作成した経緯がある。

この調査結果が示すのは、調査対象の113のスタートアップのうち、21%(スタートアップ24社)はナイジェリア拠点で140万米ドルを調達している。また17%(スタートアップ19社)はケニア拠点で調達額は470万米ドルにのぼる。

調査された企業をリストにすると、タンザニア(スタートアップ12社)、南アフリカ(11社)、ガーナ(10社)、ウガンダ(10社)、カメルーン(9社)、そしてエジプト(9社)である。これらの企業は、2013年の末頃より1000件の雇用を生み出したとしている。2015年末頃までには5000件にまで伸びる見込みだ。

前述したように、これらの数字はシリコンバレーの基準から見るとまだまだ小さい。しかし、この地域にRocket Internetのようなヨーロッパ企業や中国企業が多くの時間や資金を投資するには理由がある。それは、今はまだ小さなインターネット事業が急速に成長しているからだ。

問題は、あとどのくらいの期間でこれらの事業がアフリカ経済に重要な影響をもたらすようになるかということだ。

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【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】

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