「PR会社は使うな」など、120社以上に出資するマーク・キューバン氏が語る起業家の心得

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<Pick Up>Mark Cuban shares his 12 rules for entrepreneurs

自身も起業家で、これまでに120社以上に出資してきたマーク・キューバン氏。自身の著書「How to win at the sport of business」で、起業家に求めるチェックリストを共有しています。いくつかをピックアップしてご紹介。

その大部分をチームや企業文化の作り方が占めているけれど、1つはエグジットについて。いつの日か会社を多額で売却するという計画を持つのは構わないけれど、会社をスケールさせていくにあたって、そのゴールに判断をゆがませてはダメ。

また、人を採用してチームを大きくしていくにあたっては、その人材が自社の企業文化にフィットしているかどうかが最重要事項。経験や視点など多様性があるに越したことはないけれど、根幹にある価値観の共有が何より大切。また、組織はフラットにすること。マネージャーからマネージャーへと報告するようなスタートアプは失敗する。オフィス政治によってもたらされるものは一つもないと。

スタートアップはPR会社を使うべきではないというのがキューバン氏の持論。少なくとも、PR会社にかける費用を正当化するほどの効果は得られない。PR会社を使う代わりに、普段読むニュースメディアなどで自分たちの業界に関するニュースを見かける度に、その記者に直接メールをして自己(自社)紹介をする。メディアの仕事は次々新しいことを見つけることなんだし、代理のPR会社より直接ファウンダーから話を聞く方が嬉しいに決まってる。自分の会社のことに限らず、業界について知りたいことがある時に記者が連絡してくるような存在になること。

via. Business Insider

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