座り続けることのリスクをあなどるべからずーー「立ち仕事」のすすめ

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 <Pick Up> Beat your seat: tips to avoid a sedentary workplace

先日、サンフランシスコに行った際にWikipediaを運営するNPO団体 Wikimediaのオフィスにお邪魔してきました。オフィスには、立っても座っても仕事ができるようにテーブル部分が上下する設計になったデスクがいくつも。

こういうセットアップはスタンディング・ワークステーションなどと呼ばれるけれど、昨今、長く座り続けることの身体的リスクが取り上げられるようになってきました。今回ピックアップした記事が紹介する調査によると、長く座り続ける人は、そうでない人に比べて糖尿病になる確立が90%も高いそう。また心臓病や癌で死亡するリスクも18%高い。

社員の健康は会社の健康。記事の筆者はスタンディング・ワークステーションの導入を薦めています。スタンディングワークステーションの既製品も存在するけれど、お金をかけなくてもそれは実現できる。例えば、立ったまま仕事ができる高さにデスクを設定して、座りたい時はスツールを使ってもいい。

また、PCに向かう必要がない仕事、例えば電話の応対やミーティングなどを立ったまま行うようにすれば、「座ったまま」の状態を回避することができます。そして、同じ体勢を長く続けずに身体を動かしたりストレッチしたりすることも忘れずに。

現代人は誰もが意識する必要があることかもね。

via. Entrepreneur

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