オンデマンドスタートアップの投資トレンドは米国市場から海外へ

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Image by Flickr

<ピックアップ>Deals To On-Demand Startups Shift From The US To Overseas

Mary Meeker女史が2015年のインターネット・トレンドで多くページを割いて言及していた「オンデマンド・ビジネス」についてCB Insightsから興味深い情報が出ていました。

参考記事

オンデマンドはいわゆるUberやLyft(いつでも車が呼べる)、Airbnb(好きな時だけ場所が借りれる)、Instacart(言えばすぐに買い物してきてくれる)といった「いつでも・どこでも」系のサービスですが、これの投資トレンドが米国からアジアなど他地域にシフトしているというものです。

確かにCBが出している投資トレンドを眺めてみると彼らの調査している対象で、2014年に投資されたディールは79件に対して約41億ドルと、米国以外(22件に対して約19億ドル)の倍近くになっていますが、2015年に入るとやや拮抗してきており、現時点で投資金額については約20億ドルと米国での投資金額39億ドルには及ばないものの、ディール件数では米国の39件に対して57件と追い抜きつつあるようです。

注目のエリアは中国とインドで、例えば中国版Uberの「Kuaidi Dache」はこれまでに約23億ドル、インド版Uberの「Olacabs」は約8億ドルを調達するなど、移動系にチャンスを見出して大型投資が進んでいる模様です。

グラフやチャート、リストをみるに、人口やマーケットで劣る日本は影も形もありません。この国を拠点に考えるとなかなか難しいのはよく理解できるのですが、この問題をなんとかしないと「日本発メガベンチャーを!」と叫んでも前に進まないのがよくわかります。

via CB Insights – Blog