世界初のスマート水筒「Trago」、水分補給のタイミングをスマホで通知

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Trago

人間の体の多くの部分は水で成り立っており、成人では体重の約60~65%は水分だという。適切な水分補給はスポーツのパフォーマンスにも大きく影響してくるが、自分がいつどれだけ水を補給すればよいのか正確に把握できている人は少ないだろう。

それを解決してくれそうなのが、世界初のスマート水筒「Trago」だ。アプリをインストールしたスマートフォンと連携させて、性別、年齢、身長、体重、活動レベルなどといった自分のデータを設定すれば、いつ、どれだけの水分を補給すればよいのかを教えてくれるというものだ。

Trago
「Trago」はキャップとステンレスのボトル部分から成り立つ。メインとなるのは上部のキャップ部分で、ここに機能を搭載されている。Bluetooth LEに対応し、スマートフォンアプリ(iOS/Android)と連携させて利用する。

Trago

「Trago」はあらかじめ設定した個人でデータを元に、水分補給をしたほうが良いタイミングで通知をしてくれる。どれだけ水分補給をしたかは、ボトルの中の水の量を計測して把握する。そしてまた次に水分補給をすべきタイミングで通知してくれる。

Trago

ボトルの中の水量は、特許申請中だという超音波技術を用いて把握するようだ。船舶のソナーのようなものをイメージするとわかりやすいかもしれない。

Trago
Fitbit、Apple Watch等のウェアラブルデバイスにも対応し、活動量等も考慮して水分補給のスケジュールを適宜調整してくれる。本体はボタン型電池で動作し、約6ヶ月使える。充電を気にする必要もないのが嬉しい。

Trago

キャップ部分は付属のボトルだけではなく、様々なボトルにフィットするように作られており、別のボトルに差し替えて使うこともできるため、飲み物によって使い分けても良さそうだ。

現在、Kickstarterで資金調達中で、すでに目標額の5万ドルを達成済。支援者は49ドル以上の支援で「Trago」を1つ入手することができる。発送は2016年5月となる予定だ。

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