ノートアプリのEvernoteは今日(記事掲載時点で7月20日)、同社の新CEO(最高経営責任者)に、元Google幹部のChris O’Neill(クリス・オニール)氏を起用したと発表した。同社の共同創業者で現CEOであるフィル・リービン氏はこのポジションを辞任し、会長職に就くことになる。
リービン氏は、今回のニュースを伝えるブログポストでオニール氏についてこう言及している。
「彼は私たちが構築してきたものを信じ、古臭いツールにうんざりしている全ての企業や人々に対してEvernoteを提供していくのに必要な経験とリーダーシップの持ち主です。クリスが、Evernoteの可能性を現実のものにする後押しをすることで、私たちは数十億人が持つ可能性を叶えるお手伝いができます。これは彼が得意とすることで、まさに私たちが必要とすることです」。
Googleでオニール氏はGoogle Xに従事しており、それ以前はGoogle カナダのマネージングディレクターを務めていた。それ以前は、同社の小売り事業の責任者を任されていた。
Evernoteは1億5000万人のユーザーを獲得しているとリービンは書いている。これは昨年11月に、同社が日本のメディア企業である日経から2,000万ドルの投資を受けた際の報道で明らかになった「1億人ユーザー以上」から増加している。
Evernoteのサービス開始は、2008年。MicrosoftのOneNoteなどが競合となる。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
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