
Image Credit: Gartner
<ピックアップ> Here are the five most over-hyped technologies of 2015, according to Gartner
Gartner社は1995年以来「ハイプ・サイクル」というグラフによって、新興技術によって生じる期待度や過度の誇張のレベルをまとめているが、2015年版のハイプ・サイクルもつい先日発表された。
新しいテクノロジーが登場すると、社会は当初それに対して大きな期待を抱くものだが、その後にその技術が期待していたほどの大きな影響力を社会に対してもたないという認識が広がると、その期待はしぼんでいく。その技術の実際の力よりも周囲の期待ばかりが大きければ、それは「過剰に誇張されている」と言えるし、逆に登場当初はそれほど期待されていなくても徐々にその実力が現れてくる技術もある。そんな社会の期待度と技術の実力の関係をグラフにしたのがハイプ・サイクルである。
さて、技術リテラシーを高めるためには、とりわけ「過度に期待されている技術」について認識しておきたいものだが、今回Gartnerの報告をもとにVentureBeatがピックアップしていた「過度な期待のピーク時にある」新興技術5選は以下の通りだ。
- 自動運転車
- セルフサービス型の先進的アナリティクス
- モノのインターネット(IoT)
- 音声翻訳
- 機械学習
「無人カーは大きな話題性はあるものの、まだまだ実現には年数を要しそうだ。ビッグデータを自在に活用するアナリティクスというアイデアは聞こえが良いものの、そのためのツールが利用可能になるまでにはまだ時間がかかりそうだ。」といったなかなか手厳しいコメントがされている。詳細は、Gartnerの2015年版ハイプ・サイクルを参照のほど。
via. VentureBeat
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