<ピックアップ>This startup turns your car insurance premium into cancer research donations
米国では寄付文化があると言われているが、同時に寄付しやすい環境を提供するサービスが多いから、ということもいえます。そのなかで、新しいチャリティサービスを提供し始めているスタートアップがある。
保険サービスを提供するGivesuranceは、保険ブローカーとして提携している200近い保険会社の保険を仲介する。Givesurance経由で保険の契約をすると、利用者が払った保険料の3〜5%がNPOなど60以上もの慈善団体に寄付するために利用者にキャッシュバックされるという仕組みだ。現在では、寄付に充てられるお金はGivesurance側が支払っているため、ユーザはこれまでと変わらない保険料を捻出するだけで寄付できるというものだ。現在、車の保険サービスをベースに保険の仲介を行っています。
アメリカでは保険を仲介するブローカーや代理店を通じて契約する。これまでの仲介業者は宣伝活動など多くのコストをもとに手数料を保険会社から徴収するが、Givesuranceは宣伝広告を減らしインバウンドで契約を進めることでコストを抑えています。同時に、慈善団体への寄付がこれまでの金額と変わらずにできる、という謳い文句がユーザにとって魅力的ともいえます。
こうした社会貢献と連動したサービスで他社との優位性を図るスタートアップは形として新しいですが、仕組み次第では世界中で一つの形となる可能性があるかもしれません。
via TNW
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