米国のIT業界におけるオンラインマネーの70%を占めるのは、GoogleやFacebookなどの巨大企業5社

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<Pick Up> 5 Companies grab 70% of your online dollars

インターネットによって、情報やコマース、コミュニケーションはよりオープンになるはずだった。残念ながら、その恩恵を受けているのはわずかな企業にとどまる模様。S&P Capital IQのデータを用いてUSA TODAYが実施した調査。

米国企業株のうち時価総額上位3,000銘柄からなる「Russell 3000 index」(ラッセル3000種指数)。そのうち、Facebook、Amazon、GoogleのAlphabetなど5社が、米国 IT業界の売り上げにして3,000億ドル市場の70%を占めている。過去12ヶ月で、インターネット企業による売り上げの57%は、AmazonとAlphabetによるものだと言う。

クーポンのグループ購入として始まったGrouponは、売り上げではRussell 3000で11位にランクインしているものの、その株価は今では数ドルで取引されている。またYahooも、IT業界の売り上げに占める割合は1.6%にとどまり、Netflixも2.1%となっている。IT革命で少しでも儲けることを望むなら、大企業に寄り添うしかないようだ。

今回の調査は、あくまで上場企業を対象としているという点で制限はあり、また厳密にはIT業界に属さないMicrosoftやAppleといった企業も対象外になっている。

via. USA Today

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