国連WFPがシリア難民の子どもに食事を届けることのできるアプリ「ShareTheMeal」をローンチ

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国連の食料支援機関、国連WFPがシリア難民の子どもに食事を届けることのできるiOS・Android用アプリ「ShareTheMeal」を12日にローンチした。ドネーションを通じて、子どもたちに食事を提供することができる。0.50ドル(60円)のドネーションで、1人の子どもに1日分相当の食事を提供することができ、希望に応じて1週間分、1ヶ月分、3ヶ月分と選択することも可能だ。

アプリには、これまでにシェアされた食事の数や目標についての説明も掲載されている。11月12日現在アプリに表示されている、これでにシェアされた食事の数は192万。今年6月にスタートしたドイツ、オーストリア、スイスにおけるテストローンチの期間では、12万のユーザーが170万食以上を提供したという。

アプリ上には、次のような目標が掲げられている。

目下の目標はヨルダン北部の難民キャンプで生活するシリア人の子どもたち約20,000人に1年間、給食を提供することです。この活動を通じて、難民の子どもたちが空腹に悩まされず、少しでも安心して学業に専念できる環境をつくってあげたいと考えています。

また、これまでの活動の成果として、2015年の夏から秋にかけてレソトの学校給食を支援し、給食180万食を子どもたちに届けることができたと述べられている。

筆者もアプリを使ってみたが、とてもシンプルなUIが印象的だ。決済方法はクレジットカードとPayPalの利用が可能で、スムーズに決済を進めることができた。

ShareTheMealのチーム
ShareTheMealのチーム

ShareTheMealのチームはベルリンを拠点にしている。過去のDie Weltの報道によれば、10名のメンバーは全員国連機関の職員またはボランティアであるという。ShareTheMealは、国連のイノベーションプロジェクトの一環であり、活動資金は立ち上げメンバーとベルリンのビジネスエンジェルで賄われているそうだ。また、ドイツの大手メディアAxel Springerが運営するインキュベータープログラム Plug and Playからも資金が提供されている。