情報過多対策スタートアップのBHIが、To-Do管理を自動化してくれるモバイルアプリ「Swingdo」をリリース

by Masaru IKEDA Masaru IKEDA on 2015.12.18

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東京に拠点を置くスタートアップ BHI は、インフォメーション・オーバーロード(情報過多)対策にフォーカスしたモバイル・ソリューションを提供するスタートアップだ。これまでに、インフォメーション・オーバーロード対策のために3つのアプリを、日本国内と世界向けにリリースしている。

各種SNS宛のダイレクトメッセージやメールをアグリゲートし、推測される優先順位に沿ってメール返信を支援する Swingmail過去のメッセージのやりとり、現在時刻、現在位置から、推測される優先順位に沿って連絡先を表示する Swingbook。現時点から向こう一週間の間に、誰かと打合せする内容にのみフォーカスしたカレンターアプリ Swingcal だ。
(12/18 17時訂正:Swingbook および Swingcal の機能は、Swingmail に統合済)

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そして今日、また新たなアプリが一つお目見えした。To-Do 管理、カレンダー予定、返信を忘れているメールなど、次にやるべきタスクを教えてくれるアプリ「Swingdo」である。Swingdo は、ユーザが入力した情報や過去の履歴をもとに、アプリがタスクの優先順位を自動的に判断、途中に Swingcal やスケジューラで指定されたアポなどがある場合は、必要に応じてタスクの間にそれが差し込まれる。

一般的にタスク管理において、To-Do の未済という観点で管理する場合には、Trello のようなストック型の情報管理ツールが重宝する。コミュニケーションにおいては、Slack やチャット・メールなどフロー型のツール。そして、タスクの予定や履歴を時系列で見る場合には、カレンダツールといった具合だ。

すなわち、仕事のパートナーとやりとりしながら、あるタスクを3つの軸(To-Do の未済・時系列・連絡)で完全管理しようとすると、最低でも3種類のツールを並行して使う必要が生じるわけだが、往々にして、この3つのツールは完全には同期しない(例えば、Slack でやりとりした情報をもとに、Trello にタスクが自動追加されることは無い)。

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Swingdo はこれら、未済・時系列・連絡の3つの軸を統合してタスク管理しようというモバイルアプリだ。タスクを処理する優先順位は、ユーザがタスクを入力した際の期限と想定工数により自動的に決定される。メール連絡やカレンダー登録を元にしたタスクは、Swingdo 上で工数がデフォルトで15分に設定されるが、ユーザは工数を個別に変更することができる。あとは、Swingdo が表示した優先順位に応じて、ユーザは身を委ねて順に作業をしていけばいいことになる。

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日昔靖裕氏

俺、次に何をやればよかったんだっけ? というようなことがなくなります。

チームの中でも賛否両論あったのですが、優先順位の決定は完全にアプリまかせにして、敢えてユーザは自分では優先順位を上下入れ替えできないようにしました。手動で動かせるようにすると、結局、やるべきタスクが後回しになり、やるのを忘れてしまいがちだからです。(BHI CEO 日昔靖裕氏

今回の Swingdo はバージョン 1.0 であるため技術的にまだ心もとない部分が残るが、今後、開発の進捗にあわせてアプリのアップデートを進め、例えば、メールやカレンダーに登録された内容をもとにタスクを追加する場合は、言語解析を行い機械学習を応用して優先順位に反映させていく。

将来的には自動運転車などにも連携が可能か…

Swingdo が日常的に使われるようになれば、自動運転車などとの連携も将来的に可能ではないかと日昔氏は語る。

例えば外出をする場合、要件がわかれば、行き先の推測がつけられることになります。Swingdo にタスクが入っていれば、行き先を告げるまでもなく、自動運転車に運転を任せるようなことが可能になるのではないでしょうか。

Swingdo 上で情報が管理されていれば、移動が必要となる時間帯に、アプリから自動的に Uber に配車依頼をかけるようなこともできるかもしれない。Swingmail が過去を振り返るためのツール、Swingdo は未来を見据えるためのツールという位置付けだ。

位置情報などとあわせ、Swingdo 上に登録されたタスク情報を駆使すれば、プラットフォーム上でユーザが次に何をしようとしているかを人工知能が予測することもできるだろう。これらをビッグデータ的に扱えれば、道路の渋滞予測などにも応用できる可能性がある。

今回の Swingdo リリースとあわせ、BHI ではメールツールの Swingmail についてもバージョン7.0へとアップデートし、キュレーション機能や重要メールを確認できる機能を追加している。来年には世界各国のキャリアメールにも順次対応させ、ユーザの利便性向上につなげたいとしている。

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