モバイルアプリ仮想デモ環境を開発する台湾のスタートアップ VMFive は15日、シリーズAラウンドで600万ドルを調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、CDIB Partners Investment Holding(開発国際)、トレンドマイクロ(東証:4704、趨勢科技)、GMobi(通用移動)、Cherubic Ventures(心元資本)の4社。
VMFive は、モバイルゲーム・デベロッパなどに対し、ユーザがモバイルアプリをダウンロードする前に、画面上で仮想的にアプリの挙動をデモ動作できるソリューション「AdPlay」を提供している。
日本ではアドウェイズと提携、アドウェイズの新作アプリ事前予約サービス「予約トップ10」に AdPlay の機能を提供しているほか、トレンドマイクロの Android 向けモバイル最適化アプリ「Dr. Booster」、AppBroadCast のゲーム試遊コーナー「1分Play」にも同機能が導入されている。そのほか、日本においては、サイバーエージェント傘下のモバイル広告マーケティング会社 CyberZ や D2C 傘下のモバイル広告マーケティング会社 D2CR をパートナーとしている。
VMFive は来年1月にも日本に子会社を設立し営業規模を拡大、日本での成功事例をバネに、韓国や中国へのビジネス拡大につなげたい考えだ。
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