資産管理アプリ「マネーツリー」にユーザ待望のウェブ版が登場、経費精算とチャットサポートを強化

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資産管理アプリ「マネーツリー」にウェブ版が登場した。これまで、iOSアプリのみだったが、これでPCからもお金の管理が可能になる。

「マネーツリー」は、自分のクレジットカードや銀行口座、ポイントカードなどを登録しておくと、自動でデータを収集し、月の出費や収入を計算してくれるサービス。

ウェブ版では、チャットサポートが設けられており、アプリ版と比較するとリアルタイムでのサポートが受けやすい。ウェブ版では、仕事での利用が多いことが予測されるため、経費精算等が使われるのでは、というのがマネーツリーの考えだ。

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「マネーツリー」に記録される出金データは、経費かどうかを選択することができ、また経費に割り振った項目には領収書のデータを添付しておくことが可能。

「マネーツリー」は弥生オンラインと連携している。そのため、ウェブ版がリリースされたことでマネーツリーを使って確定申告を行うといったことも、やりやすくなりそうだ。

summary

経費精算サービス、会計サービスに近い利用の仕方が可能になっているマネーツリーだが、そのコアバリューはAPIにある。同社は、国内1,550社以上の金融機関等から明細データを自動的に取得できる「MT LINK(エムティー・リンク)」を提供しているのだ。

「MT LINK」は、IBMの「Bluemix(ブルーミックス)」プラットフォームと連携を発表しており、今年は3大メガバンクからの資金調達を行ったこともあって、「MT LINK」を利用したいという問い合わせも増えているという。

最近では、米MasterCardのStart Pathプログラムの公式パートナーシップとして選出され、海外へも目を向け始めているマネーツリー。資金調達、Bluemixとの連携、MasterCard Start Pathへの選出、そして今回のウェブ版のリリース。マネーツリーは、来年さらに成長するのではないだろうか。

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