トイレを使って健康をモニタリングする「サイマックス」、双日と共同でIoTサービスの実証実験を開始

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2015年11月に開催された「Health 2.0」のピッチイベントで見事優勝し、翌月12月にはドレイパーネクサスなどから資金調達をしたIoT企業「SYMAX(サイマックス)」。世界初だという小型で低価格のトイレ後付型の分析装置で、人の排泄物を分析し、健康状態をモニタリングしてくれます。

そんなサイマックスが、双日と共同で、そのIoTサービスの実証実験を実施していくことを発表しました。双日は、幅広い商業ネットワークを保持し、サイマックスの健康増進サービスの国内外の営業支援を行っていきます。

実証実験では、2016年度中にサイマックスのIoTデバイスを双日が紹介する不動産施設などに設置。これによって、施設利用者の健康状態をリアルタイムに分析し、それを可視化。施設利用者は、自分のスマートフォンに専用アプリをインストールし、いつも通りトイレを使用するだけで自分の健康状態を知ることができます。

多数のユーザーが同時にサービスを利用した際の耐久性やサーバーにかかる負荷、システムの稼働状況の検証に加えて、ユーザーインタフェースやユーザー体験をも検証していくとのこと。こうして得た知見は、IoTを活用した次世代にサービスに活かされいく予定です。

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