BMWに特化したプレミアムカーシェアリングサービス「ReachNow」がシアトルでローンチ

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ReachNow

シェアリングエコノミーが注目を集める前から人々に利用されているサービスが、カーシェアリングだ。

カーシェアリングも色々な変化の仕方を遂げており、中には電気自動車に特化したカーシェアリングサービス「WaiveCar」なんてものも登場している。

またひとつ、特化型のカーシェアリングサービスがシアトルに登場した。カーシェアリングサービス「ReachNow」の特徴は、”プレミアム”さだ。

「ReachNow」で借りられる自動車は、BMWに限定されている。現状、BMW 328xi、BMW i3、MINI Cooper 2 Door、MINI Cooper 4 Doorの4車種だけが利用可能となっている。

利用の仕方は簡単だ。「ReachNow」のアプリ(iOS / Android)をダウンロードし、ユーザ登録を行う。登録には免許証の写真と、ドライバーのセルフィーが必要だ。

アプリから借りられるBMWを見つけ出し、ドライブをする。「ReachNow」の対象となっているエリア内であれば、どこでも駐車が可能となっているので、乗って行きたい場所まで気軽に乗っていける。

『arstechnica』によれば、BMWは「ReachNow」をこの先別のエリアにも展開することを想定しており、BMWやMINIに乗っている人々に「ReachNow」のユーザになってもらいたいと考えているそうだ。

BMWという車があちこちに停車していたり、走り回ったりしていたら、メーカーのブランドイメージにも影響を与えることも考えられる。大手自動車メーカーがサービス領域へと進出してきているのは、とてもおもしろい動きだ。

大手自動車メーカーのフォードも駐車場の予約アプリ「FordPass」をリリースするなど、自社の車やドライバーと連動するサービスの提供を行っている。特定の自動車メーカーによる、モビリティ関連のサービスがどうユーザに利用されるかには注目したい。

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