別の要因として、Momo は昨年にリリースしたいくつかのソフトウェア・アップデートにユーザがなじめなかったことを挙げている。第2四半期に大がかりなアップデートである Momo バージョン6.0をローンチしたところ、これに対するユーザの反応は期待を下回るものだったと、Momo の CEO である Jonathan Zhang(張曉松)氏は第2四半期決算発表の場で述べた。同年後半には2回のアップデートを行ったが、アクティブユーザの急増にはつながらなかったようだ。
<ピックアップ>How to Know When You’re Growing Too Quickly Amazon創業初期の「(会社を)速く、大きくしろ」というJeff Bezos氏のモットーや、Mark Zuckerberg氏が従業員に求めた「素早く動いて既成のものをぶっ壊せ」という姿勢はよく知られています。しかし、これらの伝説的な企業の真似をして成長を急ぎすぎると、ス…
本稿は、4月23日に東京で開催された Microsoft Innovation Day の取材の一部である。 先月、マイクロソフト東京本社で持たせていただいたパネルで、4つのスタートアップの創業者やエグゼクティブメンバーに集まっていただいた。なるべく、他の場所では見られないトピックを取り上げようということで、THE BRIDGE のミッションの一つでもある、世界へ挑もうとする、または、世界に挑める…
ドレミングアジアでは、会社が月の給与の締め日を迎えていなくても、リアルタイムでその時点までの労働者の給料を計算できるペイロールのしくみを開発。労働者が給料を受け取る前でも、そのときまでに働いた給料分を担保にして、買い物ができるようにしたする。サンフランシスコのコワーキング・スペース Rocket Space に拠点を持つほか、難民対策のソリューションの一つとして、イギリス政府から招聘され、ロンドンのフィンテック・スタートアップが集まるコワーキング・スペース Level39 にも入居が決定している。
ナレッジコミュニケーション 小泉裕二氏
ナレッジコミュニケーションは創業8年目の会社で、もともとは地方の塾やスクールが情報発信できる教育分野のコミュニティサイトを提供していた。サイトの性質上、受験シーズンにユーザトラフィックが上がることを経験していた同社は、Amazon Web Services が日本に上陸した2011年からこれをコミュニティサイトに導入、あわせてクラウドインテグレーション事業を開始した。
TechCrunch Disrupt SF 2015 でドレミングアジアのプロダクトを発表したところ、タスクや工数別にリアルタイムで給与計算できるしくみを見て、アメリカの会計会社の担当者は驚きを隠せなかった。アメリカではペイロールをアウトソーシングしているケースがほとんどで、会計システムや銀行システムと連携できる点について、特に評価が高かった。(桑原氏)