任意のホワイトボードに取り付けることで、板書のキャプチャやライブストリーミングが可能となるガジェット「Kaptivo」が開発されている。クラウドファンディングサービスKickstarterのプロジェクトは成功し、目標額75,000ドルを上回る88,000ドルを達成した。
ホワイトボードに書いたものすべてが自動的に取り込まれ、リモートで共有したりPDF化したりすることが出来る。ストリーミングで再生することも、特定のポイントまで巻き戻して閲覧することも可能。特定のソフトは不要でブラウザからアクセスすることが出来る。iOS / Androidアプリも用意されている。
ペンの種類や色、板書する人数に制限はない 。カメラ、プロセッサ、メモリ、Bluetoothを搭載しており、画像処理アルゴリズムによって人の手や歪み、影や反射などを除去することで、ホワイトボード上に書かれた内容を特定する仕組みだ。
「Kaptivo」本体をホワイトボード上方の壁にねじ止めするだけで、簡単に設置することが可能。1.8×1.2mまでのホワイトボードに対応している。
Kickstarterのキャンペーンでは、早期支援者向けに1台99ドル、139ドルで入手できる枠もあったが早くに完売した。小売価格は、349ドルとなる見込み。支援者向けの発送は2016年7月以降が予定されている。
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