「Alexa、◎◎買ってきて」で数百万点の商品が注文可能に、AmazonのバーチャルアシスタントAlexaがアップデート

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Image Credit: Carlos Delgado’s Echo review on YouTube

Amazon EchoやEcho Dot、Amazon Tap、もしくはAmazon Fire TVといったプロダクトを通じ、Amazonのバーチャル・アシスタント「Alexa」にて数百万点のAmazon商品のお買い物を頼むことができるようになった。

Alexaのオーナーは「Alexa、新しいCharminのトイレットペーパーを頼んでくれるかい」とか「Alexa、AAAの電池を注文して」と頼むことができるのだ。購入は「はい」と答えるだけでいい。

今日まではAlexaは以前に注文したものの再注文、もしくはAmazonの選択した商品、そして小さなEcho Dotが注文できるだけだった。現時点でAlexaの商品注文はAmazonのプライム会員限定となっている。

このパーソナル・アシスタントは洋服や靴、宝石、時計、Amazon Fresh、Prime Pantry、Prime Now、もしくはAdd-Onアイテムの注文はまだできない。

「洋服とか靴のようにサイズを必要とするようなものについては制限があります。しかしこれはまだ初日であって、常により多くの商品を追加してまいります」。(Amazon社のVentureBeatに対するコメント)

ここ数週間、音声認識型のバーチャルアシスタントについては世界中で騒がしい時間が過ぎた。Googleはちょうど、Echoの競合製品であるGoogle Homeを1年後に発表したし、AppleはiOSのSiriKitを公開した。一方でVentureBeatが報じた通り、将来的にApple TVはEchoの競合製品としてアップデートされる見込みだ。Apple TVやGoogle Homeがモノを注文できるようになるのかは明確になっていない。

2年前に市場に登場して以来、その公開は漸次的ではあったのだが、Alexaはどうやら未来のオンライン小売における重要な位置づけを獲得したらしい。数週間前にAmazonのCEOのジェフ・ベゾス氏は、Amazon EchoがAmazon Prime、Amazon Web Services、そしてマーケットプレースと並んで、同社の4本目の事業の柱になりうると語っていた。

Alexaの新たな購入オプションは数日中にAmazon Echoで使えるようになり、そしてAmazon Tapのユーザーは「Alexa enable」と話すことで1400件以上のスキルを追加することができるようになっている。(Fortuneの報道によれば、シティ・バンクの口座を持っているユーザーはAlexaで請求の支払いができるようになるそうだ。CapitalOneは3月にAlexaへ追加されている)AmazonはAlexaのSkills Kit(ASK)を開発者向けに1年前に公開している。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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