人工知能アシスタント「Alexa」はAmazon第四の収益の柱になりうるーーベゾス氏が語る

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Above: Jeff Bezos speaks at Recode’s Code Conference on May 31, 2016. Image Credit: Screenshot

米Amazonは大きな三本柱を持っている。マーケットプレース、Amazon Prime、そしてAmazon Web Servicesだ。

しかし、ここには四つ目の柱の余地があったようだ。

第四の柱になりうる可能性があるのはPrime Videoのオリジナルビデオコンテンツを制作しているAmazon Studioだ。そしてここにもう一つ可能性があるとしたらAlexa 音声アシスタントになるかもしれない。これはEcho speakerの中に入っているもので、これもまた第四の柱になりうるとAmazonの最高経営責任者、ジェフ・ベゾス氏がウォルト・モスバーグ氏に語った。

彼は今日、カリフォルニアのRancho Palos Verdesで開催中のRecode Code カンファレンスに登壇している。

GoogleはそのEcho競合となるものを5月頭に公開しており、AppleもまたEchoに対する答えに取組んでいるとされている。しかし、ベゾス氏はそのことについては大して気にしている様子はなかった。

「世界は腐るほどの人工知能エージェントで溢れかえるようになると思うんです」。ベゾス氏はこう語り、次のように続けた。

「さらに得意分野が出てくるようになると思っています。あらゆることを同じ人工知能に依頼するわけにはいかないですからね。賭けてもいいですよ。平均的な世帯は3台使うようになるでしょう。私にとってこの植えてきた種は非常に興奮するものですし、こういったものに取り組むことも大好きで、チームは輝いてます」。

Amazonでは現在、1000人以上の人員が人工知能に取り組んでいるとベゾス氏は付け加えている。今朝早くのAmazonの株価はナスダック市場で724ドル23セントだった。

【原文】

【via VentureBeat】 @VentureBeat

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