Googleは今週、その特許検索サービスが新たに11カ国の特許に対応したことを発表した。
2006年にGoogle Patentsが初めてリリースされた時点では、米国の特許と商標のみが対象だった。その後、2012年にはヨーロッパの特許庁にも対応し、さらに1年後には世界知的所有権機関に対応。加えて、ドイツ、カナダ、中国の特許庁も網羅した。
特許検索サービスの目的は、新鋭の起業家、投資家、または何かしら新製品を手がける人たちに、同じ分野で既に特許が出願されていないか、つまり既製品に重複していないかを確かめられるようにすることだ。
今回の追加は、Google Patentsにとって過去最大規模の拡張となる。これでユーザは、イギリス・日本・韓国・フランス・スペイン・ベルギー・ロシア・フィンランド・オランダ・デンマーク・ルクセンブルグの特許や出願を調べることができる。
各国の特許アーカイブと同様、新たに加わった特許は、英語または元の言語で検索することが可能。各言語の特許は、Google Translateを用いて英語に翻訳されている。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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