コミュニケーションを怠った代償——クラウドファンディング成功の旅行者向け荷物圧縮マシン「VAGO」に、出荷遅延で非難の嵐

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vago_screenshot

(編注:本稿は、台湾やそれ以外の地域へのキャンペーンに言及したものであり、日本向けキャンペーンの出荷条件については、2017年1月の出荷開始が予定されています。)

台湾のスタートアップが立ち上げたクラウドファンディング・プロジェクトの遅延が、またもや批判を買っている。チームによれば、その出荷に細心の注意が必要になったためだという。

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台湾のアクセラレータ AppWorks(之初創投)第13期輩出のスタートアップ Creation Cell は、旅行や出張先に使える圧縮マシン「VAGO(旅行収納神器)」のクラウドファンディングを Kickstarter で今年4月に開始。最終的に47万ドルの資金を獲得した。しかし最近、Creation Cell からの出荷が遅れていることや応答が遅いなど、ユーザの不満が PTT(=批踢踢、台湾版「2ちゃんねる」の異名を持つ)上に投稿された。

VAGO のバッカーが PTT 上で述べるところでは、当初、8月に出荷予定だった VAGO は二度にわたり出荷遅延を通達しており、遅くても10月末までには出荷されるとしていた。この投稿では、VAGO の出荷スケジュールが変更されたのか、バッカーとコミュニケーションがとれているのか、また、台湾国内発送分と海外発送分で出荷が開始される順序が異なるのか、について疑問が呈されている。

VAGO は13日、Facebook の公式ページにバッカーに陳謝する回答を掲載し、品質チェックと出荷を継続していると表明。また、製品材料が生産委託先で二級品に差し替えられたことが判明し、以前の在庫はすべてがダメになったことを明らかにした。同社はすでに新たな金型を作成し、生産スピードを向上させているとのこと。ユーザにとって気になる出荷順序については現在、整理が必要な状態としている。

VAGO は出荷の遅延だけでなく、ユーザの非難を招いてしまったわけだが、ここで最も重要なのは顧客との関係が適切に扱われなかったことだ。クラウドファンディングするスタートアップにおいて、商品が必ずしも速やかに出荷できないことがあるのは、誰しも理解できることだ。消費者と継続的かつフレンドリーなコミュニケーションをとり続けることこそが、商品を供給し続け、消費者によい印象を持ち続けてもらう唯一の方法である。

【原文】

【via TechOrange】 @TechOrange

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