
荷物を預けたい人と荷物を預かってくれる人とをつなぐクロークサービス「monooQ(モノオク)」を提供するLibtownは3月3日、同サービスを本日より開始すると発表している。
monooQは荷物預かりのシェアリングサービスで、荷物を預けたいユーザーは現在地から荷物を預ける場所を指定し、その場所を管理するホストに預ける日時を通知して予約する。具体的な受け渡しの方法はサービス内のメッセージで直接やりとりをし、その確定した内容で荷物を預ける。決済は確定時に済ませておくほか、事前のやりとりの中で預ける荷物の写真や情報を共有しておき、預ける当日のトラブルを避ける仕組み。荷物の返却も事前に予約した内容でおこなう。
荷物預かりの料金はホストが決定する仕組みだが、リリースによるとスーツケース2個で1日預けた場合、1000円を目安としている。

預けられる側のホストは自宅やオフィスにあるスペースを活用して荷物を一時保管することになる。サービス開始時には浅草・渋谷・横浜等の観光地を中心に12箇所が設定されており、同社は2017年内に荷物預かりのスポットを1000箇所に拡大する予定。
なお同社では荷物の紛失や損害等のトラブルについては、保険およびヘルプデスクを常設することで対応するとしている。
Airbnbのホスト(貸し手)をしていた際、Libtown代表取締役の阿部祐一氏が預け場所に困った旅行者の荷物を預かったことがきっかけ。2015年12月にβ版をリリースし、その後実際に荷物を預かるテスト運用を継続し、今回のサービスリリースにこぎつけた。
Source:PRTIMES
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