7月のRISEに向け、ピッチコンペティション東京予選「Runway to RISE」が開催——共に福岡発のQurate、デジオンが香港行きを獲得

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Runway to RISE 2017 – Tokyo に登壇した8チーム
Image credit: Masaru Ikeda

2年前から毎年香港で開催されているスタートアップ・カンファレンス「RISE」は、世界的なスタートアップカンファレンス「WebSummit」の姉妹イベントだ。今年の RISE は7月11日〜13日、香港会議展覧中心で開催される。

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それに先駆け、RISE のピッチコンペティションへのファイナリストを選ぶ東京予選「Runway to RISE – Tokyo」が24日都内で開催され、8チームがピッチに登壇した。オーディエンスによる投票の結果、1位の座を Qurate、2位の座をデジオンが獲得した。両社には香港で開催される RISE ピッチコンペティション本戦に招待される。

東京予選 1位の Qurate CEO Tom Brooke 氏(右) と2位のデジオンのデザイナー末藤和佳子氏(左)
Image credit: Masaru Ikeda

今回の東京予選は、サンフランシスコのデザインエージェンシー btrax のイベント「Design for Innovation 2017」との共催で、ファイナリストの選出はオーディエンス投票で行われた。偶然にも、Qurate とデジオンが両社ともに福岡出身のスタートアップで、btrax が以前実施したスタートアップのための UX/UI ブラッシュアップ・プログラムの卒業生だった。

Qurate は、ウェブサイト、アプリ、複数のソーシャルメディアなどへのコンテンツ発出を、一つのユーザインターフェースで運用管理できるコンテンツマネジメントシステム(CMS)を開発している。コンテンツの配信とあわせ、コンテンツのキュレーションもできる設計となっている。デジオンはデスクトップやモバイルアプリ向けのオーディオ関連製品を開発する企業だ。近年ではハイレゾ対応サウンド編集ソフト「DigiOnSound X」などを世に送り出している。

ピッチを見守る、RISE co-host の Casey Lau 氏
Image credit: Masaru Ikeda

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