トヨタ、自動運転車にNVIDIAのクルマ用スーパーコンピュータ「Drive PX」を採用へ

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GPU Technology Conference に登壇した NVIDIA CEO Jen-Hsun Huang(黄仁勳)氏
Image Credit: Dean Takahashi

NVIDIA CEO Jen-Hsun Huang(黄仁勳)氏は、トヨタが自動運転車に NVIDIA のスーパーコンピュータ「Drive PX」を採用する見込みであると発表した。

Huang 氏は、これらのクルマは今後数年のうちに市場にお目見えする予定だとも語った。Drive PX は、Xavier の異名を持つ新しいプロセッサを採用しており、30ワットという低消費電力にもかかわらず、ディープラーニングの処理において毎秒30兆回数の計算が可能だ。トヨタが世界の自動車メーカーとして世界最大級であることを考えれば、今回の取引は大きなものとなるはずだ。

NVIDIA は、この発表をサンノゼで開催された GPU Technology Conference で行なった。Huang 氏は、民間飛行機(エアバスが設計している)から配送トラックまであらゆるものが、オートパイロット、運転補助機能、事故防止機能などの技術によって自動化されると自信を見せた。事故防止機能は、搭載された自動運転車で周囲の危険を察知し、進入しようとする交差点に誰かが赤信号で走ってきているなどの緊急状態を警告してくれる。

Xavier には、カスタム ARM64 中央演算装置(CPU)と 512 Core Volta グラフィック演算装置(GPU)が使われている。Xavier はプログラム可能で消費電力を抑えた設計となっており、自動運転車用のソフトウェアを動かすことができると Huang 氏は語った。NVIDIA は Xavier のデープラーニング・アーキテクチャーソフトウェアをオープンソース化する予定で、この活動は9月にスタートする予定だ。

Huang 氏は、自動運転車の市場も利益も、非常に大きなものになると確信している。人々は毎年2,800億マイル(約4,500キロメートル)を運転しており、アメリカでは自動車が2.5億台、駐車場が8億台分あると語った。自動車がより効率的に目的ににつけられるようになれば、将来、これらの駐車場は必要なくなるだろう。利益を得るにおは個人ドライバーだけではない。毎日100万枚のピザを届けるドミノピザもそうだと、Huang 氏は語った。

NVIDIA の自動車ビジネスにおけるパートナーには、メルセデス、アウディ、ボシュ、テスラなどがいる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】