登録アイテム200万点、クローゼットの着回しを提案する「XZ」運営元が総額1.8億円の資金調達

SHARE:

スクリーンショット 2017-08-29 9.13.50.png

女性の着回しコーディネートアプリ「XZ(クローゼット)」を運営するSTANDING OVATIONは8月29日、総額1.8億円の資金調達を実施したことを発表した。引受先は繊維商社 豊島の系列ファンド、デザインコンサルティング会社IDEOとGenuine Startupsの合弁VCであるDesign for Ventures、ボルテージ、メサイアキャピタル、アイスタイルグループとその他個人投資家ら。

同社はシードラウンドでSkyland Venturesから出資を受けた後、次のラウンドでgumiベンチャーズ、DBJキャピタル、アイスタイルキャピタルらから総額1.4億円の資金調達を実施。今回の資金調達は既存アプリの開発および運営強化、姉妹ブランドのWebメディア「XZ  days(クローゼットデイズ)」開発を目的としている。

2014年9月に公開されたXZでは、ユーザーが自分のクローゼットの中身を同サービスに登録することで、手元の洋服を活用した着回しアイディアが発見できる。アプリのダウンロード数43万件に対して登録されているファッションアイテムは200万点、約60万件のコーディネートアイデアが提案されている。

今後は着回しだけでなく「ファッションの実践的なデイリーツール」としての方向性を掲げており、手持ちの服と中古・新品アイテムをコーディネートして売買取引やB2B向けのソリューションサービスの提供を予定している。

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する