この資金調達の達成は、人々を救う手段として、自然言語処理やその他領域において人工知能(AI)が大きな可能性を秘めていることの表れである。Woebot によると、人間のセラピストを AI に差し替えるつもりはないが、「疲れない、休暇を取らない、眠らない」話し相手をユーザに提供していくという。これは、深夜や週末に助けを求めたいが、人間と相談したくない人にとって重宝することだろう。
Woebot の設立者で CEO の Alison Darcy 氏は、VentureBeat とのインタビューに対し、「調達した資金で新たな人材を確保し、設計や AI の専門技術の構築に重点を置いていく」と語った。また、近々 Android 版アプリをローンチし、ボットの活動範囲を拡大する計画も検討中であり、Woebot のツールボックスに弁証法的行動療法も追加したいと述べている。
今回のシリーズ A ラウンドは、New Enterprise Associates(NEA)がリードしており、参加企業には Woebot の取締役会議長、Andrew Ng(呉恩達)氏が1月末に立ち上げたインキュベータ AI Fund が含まれている。過去に Ng 氏の企業である Landing.ai(製造会社に機械学習に関する専門技能を提供する企業)にも資金提供を行ったことがあり、AI Fund にとって2度目の公の取引となる。
バグバウンティ(脆弱性報奨金制度)のプラットフォーム Bugcrowd が、シリーズ C ラウンドで2,600万米ドルを調達した。このラウンドは Triangle Peak Partners がリードし、Salesforce Ventures、Blackbird Ventures、Costanoa Ventures、Industry Ventures、Paladin Capital Group、R…
Bugcrowd
バグバウンティ(脆弱性報奨金制度)のプラットフォーム Bugcrowd が、シリーズ C ラウンドで2,600万米ドルを調達した。このラウンドは Triangle Peak Partners がリードし、Salesforce Ventures、Blackbird Ventures、Costanoa Ventures、Industry Ventures、Paladin Capital Group、Rally Ventures、Stanford、Hostplus、First State Super が参加した。
Rocket Internet は、自社の地域支部の投資先企業の多くでレイオフや売却案が相次いだが、自社のアジア撤退を否定した。 e コマースアプリ Lyke の閉鎖、ホテル予約プラットフォーム Zen Rooms からの数多くのスタッフの離脱(両社とも APACIG の後援するスタートアップ)を受けて、Rocket とカタールの通信会社 Ooredoo のジョイントベンチャーで、シンガポールに拠…
Photo credit: Zen Rooms
Rocket Internet は、自社の地域支部の投資先企業の多くでレイオフや売却案が相次いだが、自社のアジア撤退を否定した。
e コマースアプリ Lyke の閉鎖、ホテル予約プラットフォーム Zen Rooms からの数多くのスタッフの離脱(両社とも APACIG の後援するスタートアップ)を受けて、Rocket とカタールの通信会社 Ooredoo のジョイントベンチャーで、シンガポールに拠点を置くAsia Pacific Internet Group(APACIG)が、閉鎖するかもしれないとの噂が先週(3月第1週)流れた。
Zen Rooms が投資家や、ライバル企業を含む買い手に対して売りに出されているとの情報を、Tech in Asia は入手した。
Zen Rooms は、2017年4月のシリーズ A ラウンドで410万米ドルを調達している。このラウンドには APACIG も参加し、Redbadge Pacific と SBI Investment Korea がリードした。
融資以上に深刻な問題
一方で、Lyke の CEO、Bastian Purrer 氏は Tech in Asia インドネシア版に対し、Lyke のサービス閉鎖を受け、同社スタッフの大部分は中国の e コマース企業 JollyChic に移ると伝えた。Lyke は様々な第3者ファッション小売店からの商品リストをまとめるサービスを行っていた。