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三井不動産は5月15日、「東京ミッドタウン日比谷」6階に設置されたビジネス創造拠点「BASE Q」の各種サービスを順次開始すると発表した。BASE Qはオープンイノベーション(複数企業による協業)スペースとなる「Q LOUNGE」、450名が収容できるイベントスペース「Q HALL」、キッチン設備を中心にミートアップが可能な「Q KITCHEN」や小規模スタジオの「Q STUDIO」などの施設を提供し、企業向けに各種イベントや企画などを展開する予定。
また、6月18日から三井不動産と電通、EY Japanの3社が連携した新規事業創造を目的とする「イノベーション・ビルディングプログラム」が開始される。国内大手企業を中心に新規事業開拓や既存事業の付加価値創造を狙った協業企画を提案する。
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BASE Qの中心的な役割を担う「Q LOUNGE」では、会員企業に対してスペースを開放し、主に企業の中で新規事業に取り組むビジネスパーソンが集まるコミュニティづくりを狙う。
ネーミングの「Q(Question)」にある通り、単体企業ではなかなか答えの出ないイノベーションのヒントを複数企業の連携で生み出すことが期待されている。運営側では大企業のビジネスパーソンだけでなく、起業家や技術者、クリエイター、官公庁などを巻き込んで、社会課題の解決を目指す。
イノベーション・ビルディングプログラムでは、企業内起業家(イントレプレナー)の活動活性化を目的に、彼らが取り組む新規事業のビジョン策定、アイデアの創出支援、事業の実現の3項目を重視したコンサルティングサービスを提供する。
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具体的には会員企業に対して新規事業創出をサポートする伴走コンサルタントが対応。戦略の整理から最適な協業企業の選定、実際の協業提案から具体的なプロダクトの開発支援までを実施する。また、スクールも用意されており、有識者やベンチャーキャピタリストなどからイノベーションに必要な知見についても学習することができる。その他、会員企業はラウンジの利用やイベントスペースでのコンテンツに参加することが可能。
via 三井不動産ニュースリリース
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