Gumiと新生銀行、中国とシンガポールのゲーム開発会社向けにファンドを設立

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【原文】

東京を拠点とするソーシャルゲーム開発会社のGumiは、新生銀行をパートナーとして中国とシンガポールのゲーム開発会社向けのファンドを設立したと月曜(6月30日)に発表した。日本の経済紙である日本経済新聞によれば、資金は北アメリカコンシューマー向けのアプリケーションやゲームを開発することを目的としたデベロッパーに投資することを目的にしているという。今後2年間で、Gumiと新生銀行は10〜15社に対し、約1,000~3,000万円(12万5,000米ドル~37万5,000米ドル)を各社に投資する予定だ。Gumiは5,000万円を、新生銀行は3億円(375万米ドル)を資金として投入する。

Gumiは4月にシンガポールに現地子会社を設立し、David Ng Meng Wahを社長に任命した。彼は以前、Electric Arts APAC及びマレーシアの複合会社Dijayaで重役を前任している。

同社の設立者であり、CEOである國光宏尚氏は、同氏のベンチャーが世界のゲーム市場においてトップのソーシャル系開発企業となることを目指しており、(今回の)投資は人気を獲得する可能性の高いゲームタイトルと有能なリソースを各国で獲得するという両社の戦略の1つであると語っている。

新生銀行は、元々は約60年前に設立された長期信用銀行であったが、経営破綻して1998年に国有化された。その後民営化され、2000年にアメリカに拠点を置く投資会社のRipplewoodによって買収され、現在の株主の大半は日本以外の機関投資家である。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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