共感を生む記事はどうやって生まれるか、あるいはスタートアップ経営者がそれを寄稿する方法 #スタートアップPR

by Takeshi Hirano Takeshi Hirano on 2019.5.4

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Photo by Pixabay on Pexels.com

令和に入ると同時に起業家のみなさんの心動かされたのか、「エモい」記事や発表がいくつかありました。個人的に感動したのはこちらの2本。

光本勇介さんの実験思考に関するツイートやコンテンツ

中川綾太郎さんの再スタートに関するnote

アイデアや内容などもちろんですが、嫉妬するぐらい行動力溢れる内容で、「よかったね」で済ませられない感情を与えてくれます。自分は振り返ってどうなんだ、的な自問自答が巻き起こる的な。

それで、本稿ではこういう心動かされる記事がどうやって生まれるのか、自分なりに書いてきた経験から少しだけ考察してみます。本誌でも今後、起業家の方の寄稿やこういう記事を書きたい起業家予備軍の方を募集しているので、そちらのご案内も記事最後に。

さておき、人を動かす記事って3つぐらいポイントがあると思っています。

  • 書いてる本人が死ぬほど感動している
  • 喜びや驚き、発見、悲しみなど喜怒哀楽に関する要素
  • そこにしかないノウハウ、知識がある

感動とは

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中川綾太郎さんのnote

スタートアップPRの勉強会でもお伝えしてるのですが、この「感動」というものを理解して向き合えるかどうか、人に情報を伝える上で非常に重要なポイントになります。本当に「感じて」「動く」という感情行動なんですが、あまり理屈的に考えず、自然と沸き起こる衝動を大切にするのが重要なのですね。アーティスティックな部分でもあるので人工的に作ると「嘘臭さ」が漂います。私自身、過去になんどもやって失敗してます。タイトルにすごいのつけてスベったりとか。泣きそう。

注意したいのは肌感的に「自分がマジですごい」と思った感動の10%ぐらいしか人には伝わらない、という点です。本気出さないと怪我します。

所詮、自分の体験・経験は他人には理解ができません。それを「言葉」という記号を使って伝えるので、さらに感動は削り取られていきます。その上で恥ずかしがらずに思いっきり自分の感情を解放して書くのをお勧めします。中川さんのnoteはそういう点で、完全に解放されてる感が突き抜けててよかったです。長かったけど。

喜怒哀楽で構成を考える

一方で、感情のおもむくまま書き連ねると「長くなる」「論点ぼやける」という難点があります。スマホ時代に人はそんなに長い文章を消費してくれません。下手したらリツイートされておしまい、という「タイトルでお腹いっぱい現象」にぶち当たることも度々です。

それを回避する方法としてはやはり冷静に構成を考えることなんですが、その点、光本さん(ツイートしたのは編集者の箕輪厚介さん)の思考実験に関するツイート(動画)は秀逸でした。なにより、みんなが知りたい「なぜなに」をめちゃ短い動画に押し込めて構成している点です。クソ忙しい現役の起業家が書籍をゼロ円で出版するわけですから、その理由は当然知りたいところです。

こういう感情「喜怒哀楽」や驚き、納得感という気持ちの部分をうまく理解してそれに対する答えを用意し、さらにしっかりコンテンツで構成する。中川さんの記事も前半は苦しい胸の内を吐露する構成になっていて、どんどん引き込まれました。

ノウハウと知識を共有する

感動の次はお得感です。やはり「よかったね」だけで現代のみなさんの大切な時間を使ってもらうのは大変難しいです。ゲームとか出会い系とかZenlyで飲み友達の場所チェックとか、やることは大量にあります。

中川さんの記事にもCOHINAの月商が5000万円を超えて絶好調なこと、光本さんのツイート動画にも実はこれが値段を買った本人が決められるカラクリ、さらにそれをチェックできる仕組みも用意されていることなどが明かされていました。

すごいことやってるなー、と思った後に「具体的な数字や方法」で「なるほど」と思わせる。プロの犯行です。実際、個人的にも勉強になる箇所が多く、情報を公開してくれたお二人には感謝しています。

自分で書けない場合の「寄稿」という方法

ということで心を動かす記事について考察を書いてみました。個人的に最近担当したもので好きなのはこちらです。

創業・支援の現場を知ってるお二人だからこその言葉の強さ、みたいなのが何割かは伝わるインタビューになったかなと。こちらはクラウド取材という方法でやっていて、インタビュー受ける側の時間的な負担も減らしています。

このようにTHE BRIDGEでは引き続き独自取材も続けますが、同時に起業家や投資家の方はもっと自分で情報を発信して欲しいし、その環境を作りたいと考えてます。ただ「まあ、言ってることは分かるけど書いてる時間がない!」という起業家の方には編集部サポートの上での寄稿や上記のクラウド取材でのインタビューをご提案します。

もちろんですが編集記事なのでお金取ったりするものじゃなく、純粋にみなさんの感動をお伝えするお手伝いです(有料のスタートアップPR研修プログラムなどは別途用意してますが、それはまた別の機会に)。GW明けにフォームなど用意するかもしれませんが、個人的に繋がりある方はソーシャルメッセージもらえれば。問い合わせフォームからでもOKです。

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