旅行版Twitterの「Tripoto」が360万ドルを調達、旅系SNSに求められるもの

by Taishi Masubuchi Taishi Masubuchi on 2019.5.4

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ピックアップ:Tripoto raises $3.6m from Orchid India, existing investors  

ニュースサマリー:4月14日、インド発トラベルスタートアップの「Tripoto」が360万ドルの資金調達を完了したと発表している。調達元はOrchid India、Hornbill Orchid India Fund、Chiratae Ventures、3one4 Capital、Lasmer NVの5社。

Tripotoは2014年創業。トラベラーが自身の旅行体験記や詳細な旅程を公開できるSNS型のプラットフォームを提供している。同社によれば、2018年におけるユーザー数・収益は前年の3倍を記録したと発表している。2015年には金額は公開されていないが、500Startupsなどからも出資を受けている。

 

過去5年間で、約200万を超えるユーザの旅における記録をビデオや写真を通して提供し、現在は月間600万のアクティブユーザーを誇っている。

加えて、トラベルエージェント向けのCRMをプラットフォーム内で実装し、小さなエージェントから大手まで様々なプランを採用しているため他サイトにはないようなオリジナリティー性に富んだ旅行プランに出会うことが可能だ。

話題のポイント:まず、とにかくインドや中国、南アジアでのトラベルスタートアップの勢いがすごいなあ、と近年つくづく感じます。

参考記事

Tripotoと同様サービスでいうと、国内ではtrippieceさんやTabippoさん、タビナカさん等が近いのかなと思いました。ただ、同社のプラットフォームを見ていて気が付いたのは、旅の詳細を探し出したいというより、記事を書いている筆者をファンとして追うことが出来るコンセプト設計に近いように思います。

冒頭のスクリーンショットの通り「旅専用のTwitter」といったUIを持ち合わせていることが特徴です。ただ、YouTubeやTikTokで旅のVlogがありふれてきている中で、Tripotoが提供している価値が徐々にそれらと被りつつあるように感じます。

動画や写真、様々な形での可能性を持つ旅行系SNSですが、市場の盛り上がりと共に、ゲームチェーンジャーとなるようなサービスがどこから生まれていくのか楽しみです。

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