宿泊からアクティビティーまでまるごと提供、インドのリゾート体験「V Resorts」が1000万ドルを調達

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ピックアップV Resorts Raises $10 Million for Branded Resorts: Travel Startup Funding This Week

ニュースサマリー:インド発のトラベルスタートアップ「V Resorts」は8日、シリーズAにて1000万ドルの資金調達を実施したと発表した。調達元はBedrock Venturesと既存投資家のRB Investment。同社は自社で管理運営するリゾートに特化した予約プラットフォーム。インド国内で運営するリゾートの宿泊施設・アクティビティーを検索・予約可能で、インド全29州の内、22の州にて150個以上の施設を運営している。

V Resortsによれば、調達した資金は中東また南アジアの市場開拓に用いる。また、3年以内に同市場において新たに1000個の施設を運営する目標を掲げている。

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話題のポイント:インドと聞くと、バックパッカーメインの旅行地域というイメージも少なくありません(もちろん通常のホテルに泊まる選択肢も多くありますが)。そうなってくると、自動的に一般的なホテル以外の宿泊選択肢を求める需要は数多くありそうです。

V Resortsもその選択肢のひとつです。元々はリゾート施設のアグリゲーション的な予約プラットフォームでしたが、管理や口コミに問題があったということで自社運営に切り替えた例です。国内では星野リゾートがイメージ的に近いかもしれません。

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気になるのはAirbnbの存在です。試しにAirbnbを用いて、インドにおける宿泊施設を検索したところ合計約300のヒットがありました。つまり母体数としてはAirbnbが勝っているため、今後も強化されていくだろう同社のプラトフォームにV Resortsも対抗していく必要性が出てきそうです。

それを踏まえても、V Resortsのようなインドをベースとしたホスピタリティー系トラベルスタートアップへの投資が近年高まりつつあります。

例えば今年2月には日本にも進出を果たしたOYOが1億ドルを調達。また、格安ホテルをインドにて運営するBloom Hotelsが1430万ドルを昨年末に調達するなどしており、インドにおける旅行事業が着目されていることが伺えます。

V Resortsの戦略に戻ると、同社は「Offbeat (オフビート)」に着目した宿泊施設・アクティビティーを提供していると、Forbes Indiaの取材に同社CEOのAditi Balbir氏がコメントしています。

「Offbeat is the new heartbeat of travellers yearning for experiences.(旅人が旅に求めているのは非日常的な、そして旅人としてではなくローカル目線で味わえる経験、それをオフビートとしています」。

 

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