アクアビットスパイラルズ、「スマートプレート」にマルチ決済機能を搭載——店舗は電源無しで受付可能、JR東日本らとも技術検証を実施へ

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QR コードや NFC 技術を使って、ユーザのスマートフォンを特定の URL と紐づけるサービス「スマートプレート」を開発するアクアビットスパイラルズは9日、スマートプレートにマルチペイメント機能「PayChoiice(ペイチョイス)」を搭載したとを発表した。

PayChoiice を使うことで、ユーザは ApplePay、GooglePay、クレジットカードをはじめとする複数手段での決済が可能となる。ユーザはアプリのインストールが必要なく、また、店舗や自動販売機の決済端末を使う場合に比べ、電源が必要なくスマートプレートを貼るだけなので導入が手軽かつ安価で済むのが特徴。

同社では2017年、スマートプレートに遠隔でフードを注文し決済できる機能を実装した「スマプレ PAY」をリリースしているが、今回の PayChoiice はスマプレ PAY から決済機能だけを独立させたものと捉えることができるだろう。同社では PayChoiice のユースケースとして、スタジアムの座席やフードコート、飲食店のテーブルでの決済、店頭の展示商品をレジを介さずに決済、クラウド制御型のスマートロックやシェアスクーター等にスマホをかざし決済すると解錠、などを挙げている。

ファーストユーザとして、製造業者・職人と店舗を繋ぐプラットフォーム「カタルスペース」、アート専門のマーケットプレイス「TriCERA」、東南アジアのレストランや病院などで使える並ばずに番号札を取得で切るアプリ「QueQ」、AI レストランメニュー「Satisfood」が12月から PayiiChoice を導入する。

また、アクアビットスパイラルズは9日から、JR 東日本、ソニーイメージングプロダクツ&ソリューションズ、大日本印刷らと共同で NFC タグを使った技術検証実験も始める。具体的には、モバイル Suica を利用しているユーザが、そのスマートフォンの NFC タグへのタッチ操作により、電車で移動後にスタジアムの席からドリンクを購入したり、タクシー配車を移動したり、レストランのテーブルでの注文や会計を行ったりすることを想定している。

モバイル Suica などが鉄道以外の生活シーンで利用される際、Suica 対応決済端末の無い店舗などでも利用が広まる可能性があるかどうかを検証するものだ。一連の技術検証には、前述した PayChoiice の仕組みが利用される模様。どのモバイル Suica ユーザがどの PayChoiice の NFC タグで買い物したかの導線データの取得等を行う可能性があるかどうかについては、現時点で未定だとしている。

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