中国人民銀行、主要都市でデジタル通貨のテスト運用をまもなく開始【報道】

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中国人民銀行
Image credit: 中国政府網

中国の中央銀行である中国人民銀行(PBOC)は、待望のデジタル通貨電子決済システム「DC / EP」をまもなく主要都市でテストを開始する、と中国の金融ニュースメディア「Caijin(財経)」が報じた。

重要視すべき理由:中国の DC / EP 計画は5年間運用されており、中国人民銀行は世界で最初に大規模な採用を想定したデジタル通貨システムを発行する可能性がある。

  • これはデジタル通貨の最初のテストではない。中国は約3年前、中国産業貿易銀行(ICBC)、中国銀行、Tencent(騰訊)のインターネット銀行「WeBank (微衆銀行)」などの商業銀行と共同で試験運用を開始している

詳細情報:Caijing によると、このテストには、輸送、教育、商業、医療などのアプリケーションでの実際のシナリオの使用が含まれる。国有企業各社は、広東省・深圳や江蘇省・蘇州などの主要都市でパイロットを運営する。

  • 中国の4大国営商業銀行(ICBC=中国工商銀行、中国銀行、中国建設銀行、中国農業銀行)と3大ネットワーク事業者(China Telecom=中国電信、China Mobile=中国移動、China Unicom=中国聯通)がテストを実施。
  • 参加するパートナー銀行には、独自のパイロットシナリオを選択する自由がある。
  • 深圳のパイロットプログラムは2つのフェーズで実施される。今年末の小規模なテスト期間と、2020年の全都市規模のパイロットテストだ。

背景:中国はデジタル通貨計画の推進に熱心だ。

  • 8月、中国は深圳経済特区のために新しくリリースされたガイドラインに、仮想通貨と中国のデジタル法定通貨の調査とプロモーションを含めた。
  • 11月、中国メディアは、中国人民銀行の Digital Currency Research Institute(数字貨幣研究院)が設立した、フィンテック企業 Yangtze River Delta Financial Technology(長三角金融科技)が、蘇州でブロックチェーンと暗号化の専門家を募集していると報じた。同社は、DC / EP の開発とテストのサポートを提供している。
  • 同月に、Digital Currency Research Institute は中国の通信機器メーカー Huawei(華為)と提携した

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【via TechNode】 @technodechina

【原文】

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