AliPay(支付宝)、中国でのコロナウイルス拡大阻止に向け「全国版健康コード格付けシステム(全国版健康碼)」の開発支援を発表

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Alipay の健康コードに関する発表のスクリーンショット
Image credit: TechNode(動点科技)

※本記事は提携するTechnode「Alipay developed China’s national health code rating system」の抄訳になります。

中国のモバイル決済プラットフォーム「Alipay(支付宝)」は2月16日、健康・旅行情報に基づいた自己検疫を行うための、「全国版健康コード格付けシステム(全国版健康碼)」の開発サポートを提供することを発表した。同システムは今週中にもローンチされる見込みである。

重視すべき理由:新型コロナウイルスの感染拡大が深刻化する中で、中国政府は春節明けの業務開始に伴う国民の帰省及び離郷移動に対し、数多くの警告を発表してきている。

  • 居住者は、企業がビジネスを再開するために、数週間に及ぶ自身の健康状態・旅行履歴の自己申告を要請されている。同様に、企業は従業員の健康状態をチェックし続けることが求められており、本措置は、政府が感染リスクの高い個人や感染者を厳しく監視し続けるために取られている。このような対策は、現実的な努力だと肯定的な見られ方がある一方で、プライバシーとデータセキュリティの観点で、市民の不安を膨張させているという。

詳細:健康コード格付けシステムは、既に中国のいくつかの地域にて実装されている。

  • 浙江省杭州市では、同システム最初の実装ポイントとして、11日よりシステム提供が開始された。その後17日には、上海が同システムの導入を実施したと、中国メディアが報じている。
  • 同格付けシステムを対応するには、市民は名前・公民番号・電話番号・詳細な健康および旅行情報を提供する必要がある。緑のコードを授与した市民は自由に街を移動してよく、黄色は7日間の自己検疫を要請され、赤はさらに14日の自己検疫を必要とする。
  • 杭州市の市民は、学校や複合ビル、スーパーマーケット、道路などの公共の場でコードのスキャンを求められる。
  • Alipay は Technode(動点科技)に対し、国家健康コード格付けシステムのプラットフォームと、追加の開発サポートの提供を行うとコメント。しかし同社のシステムは、一度ローンチされたらその後は地方政府により運営されるとされている。また、Alipay 同様に、同システムは他のモバイルプラットフォームでも今後ローンチされる見込みだという。

背景:杭州市の国家健康コード評価システムは、実装初日で651万件のコードを生成し、1,000万件以上のプラットフォーム流入数を稼いだとしている。

  • 杭州の健康コード格付けシステムは、Alibaba(阿里巴巴)のエンタープライズ管理ツール「Dingtalk(釘釘)」と連携しているとされる。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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